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 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米長期金利の上昇を受けた円売り・ドル買いで104.76円まで上昇したものの、米国株高に伴うリスク・オンのドル売りで伸び悩む展開。ユーロドルは、米国株高に伴うリスク・オンのドル売りで1.1894ドルまで堅調推移。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、ニューヨーク株高と米10年債利回りの上昇を受けて堅調推移が予想されるものの、世界的な新型コロナウイルス感染第3波による感染拡大を受けて上値は限定的だと思われる。

 ダウ平均は、トランプ米政権が一般調達局(GSA)にバイデン氏への政権移行開始を許可したこと、バイデン次期大統領が財務長官にイエレン第15代FRB議長を任命する、との報道、新型コロナウイルスのワクチン開発進展などを好感して、史上初の3万ドル台に乗せた。ハト派のイエレン第78代米財務長官が誕生した場合、持論である「高圧経済(high pressure economy)」、すなわち、多少の期間、インフレ率が目標値2.0%を上回っても利上げしないで、財政刺激策などで経済の過熱状態を保つ、というスタンスとパウエル第16代FRB議長による平均物価目標により、金融緩和継続と財政刺激策が期待できることになる。
 さらに、ロバートソン・ニュージーランド財務相が「NZ中銀(RBNZ)の責務に住宅価格を追加するよう提案」したように、イエレン第78代米財務長官が米連邦準備理事会(FRB)に対して同様の措置を要請する可能性も、新型コロナウイルス感染第3波に対する政策協調への期待感を高めている。

 ドル円のオーダー状況は、上値には、104.80円と105.00円にドル売りオーダーが控えている。下値には、104.00円にドル買いオーダーと25日、26日のNYカットオプション、103.60円にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。
 ドル円のテクニカル分析では、攻防の分岐点である一目・基準線104.43円(過去26日間の高値・安値の中心値)と一目・転換線104.41円(過去9日間の高値・安値の中心値)付近で推移している。