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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2020/09/19〜2020/09/20

9/17 のダイヤモンドオンライン抜粋

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 関係者によると、SBGは、ぎりぎりまでアームを再上場するシナリオを検討していたが「エヌビディアがあまりに良い条件のオファーを出してきたために、検討せざるを得なくなった」(SBG幹部)という。

 提案があったのは7月ごろのことで、SBGにとって好条件な上、アームにとっても高成長が見込めるエヌビディアからの買収案は、こうして短期間で決着した。

 ここで合意したアームの価値は最大400億ドル(約4.2兆円)で、「高値つかみ」とささやかれた4年前の買収額を大幅に上回る。申し分のない投資回収で「投資会社」のSBGとしては合格点だろう。

 さらに、400億ドルのうち215億ドル(約2.3兆円)相当は、エヌビディア株で受け取ることになっており、SBGはエヌビディアの発行済み株式(自社株を除く)の6.7~8.1%を保有する大株主として、一定の関与を残すこととされている。

 だが、この影響力の行使については、おのずと制約がありそうだ。SBGにとって、アームを抱える新生エヌビディアは、連結子会社になるわけではなく、関連会社にすらならない。実際は、新生エヌビディア株は「数ある投資先企業の一つ」(前出の幹部)にすぎなくなるのは明白だ。

 アーム売却で合意した9月14日、エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は、アームのサイモン・シガースCEOと共同で、世界中の記者と投資家に向けた電話会見を開き「AI時代にアームと共に世界最高のコンピューティング企業をつくっていく」と高らかに語った。これに対してシガースCEOも「両社で進歩を加速する」と応じて2社の融合をアピールしたが、もちろん孫氏はこの場にはいない。

ソフトバンクグループ(株)【9984】 9/17 のダイヤモンドオンライン抜粋  ref: arm   関係者によると、SBGは、ぎりぎりまでアームを再上場するシナリオを検討していたが「エヌビディアがあまりに良い条件のオファーを出してきたために、検討せざるを得なくなった」(SBG幹部)という。   提案があったのは7月ごろのことで、SBGにとって好条件な上、アームにとっても高成長が見込めるエヌビディアからの買収案は、こうして短期間で決着した。   ここで合意したアームの価値は最大400億ドル(約4.2兆円)で、「高値つかみ」とささやかれた4年前の買収額を大幅に上回る。申し分のない投資回収で「投資会社」のSBGとしては合格点だろう。   さらに、400億ドルのうち215億ドル(約2.3兆円)相当は、エヌビディア株で受け取ることになっており、SBGはエヌビディアの発行済み株式(自社株を除く)の6.7~8.1%を保有する大株主として、一定の関与を残すこととされている。   だが、この影響力の行使については、おのずと制約がありそうだ。SBGにとって、アームを抱える新生エヌビディアは、連結子会社になるわけではなく、関連会社にすらならない。実際は、新生エヌビディア株は「数ある投資先企業の一つ」(前出の幹部)にすぎなくなるのは明白だ。   アーム売却で合意した9月14日、エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は、アームのサイモン・シガースCEOと共同で、世界中の記者と投資家に向けた電話会見を開き「AI時代にアームと共に世界最高のコンピューティング企業をつくっていく」と高らかに語った。これに対してシガースCEOも「両社で進歩を加速する」と応じて2社の融合をアピールしたが、もちろん孫氏はこの場にはいない。