ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2019/10/04

［10月４日17時13分ロイター］

ソフトバンクグループ(9984.T)の孫正義社長が設立を計画するビジョン・ファンドの第２弾に暗雲が漂っている。

関係筋によると野村ホールディングス(8604.T)が出資見送りを決めるなど、人工知能（ＡＩ）関連企業に投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド２」は、シェアオフィス事業「ウィーワーク」を展開する米ウィーカンパニーの新規株式公開（ＩＰＯ）延期などをきっかけに、思うように資金を集められていない。

事情に詳しい２人の関係筋によると、孫氏の周辺からは設立延期を促す声もでているが、孫氏はなお決行する方針。しかし、ファンドの規模は、少なくとも設立当初は、７月にファンド設立を発表した際に示した出資予定額（１０８０億ドル）を大きく下回る公算という。

ソフトバンク(9434.T)上場の主幹事グループの一角だった野村ホールディングス(8604.T)は出資見送りを決めたという。

ビジョンファンドとソフトバンクグループは、第２号ファンドの状況についてコメントを控えた。