ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2019/07/25

スプリント買収報道の日はソフトバンク株価がストップ安近くまで急落した。
振り返れば苦い一日だった。あの日の終値2395円、
しかし、現在の株価は分割前の株価に換算すると11208円で約4.67倍上昇し
たことになる。
中長期株主が株で負けない現実がここにあり、慌てず騒がず粘り強く見守る力
があればこそ成し得ることだろう。

スプリント買収は功罪（？）が入り乱れ評価も夫々だろう。
その功罪のうち罪を負債と捉えるならば、SBGネガネタの負債額が大きく減る
ことの意義は大きいだろう。

功はスプリント買収により群戦略事業が加速したことだろう。
アーム買収、ＳＶＦ設立は代表例であり、今やAI事業において他社の追随を
許さない状況である。

仮にスプリント買収なしで安全施策を行っていたならば、携帯料金イジリ等々
に一喜一憂しながらコドモやアウとの比較の中で株価を見る状況から脱する
ことはできなかっただろう。

スプリント買収から僅か7～8年を経てSBGの姿と施策は大きく変わり、これ
まで囁かれ続けた孫ディスカウントさえも死語になりつつある。
孫ディスカウントなる厳しい株価環境の中でさえ現実の株価は4倍以上、群戦
略の成果が見え始めたことを考えれば今後のSBG株価は凡人の想像を超える
ものになるだろう。