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北海道電力(株)【9509】の掲示板 2024/05/23〜2024/05/27

決算説明会時の回答

2027年に最先端の半導体工場が量産開始するとの情報があるが、近い年度においては既存の電源で供給力は確保でき、仮に泊発電所3号機が再稼働できていなくても間に合うと考えている。ただし、それ以降の増強やデータセンター進出に対応するためには、泊発電所3号機の再稼働が必要となる。
その後の更なる企業進出を考えると、泊発電所は全機必要だと考えている。3号機の再稼働後に時間をかけずに1・2号機の再稼働をしていけば、約210万kWが確保できる。石狩湾新港2号機についても、投資回収の確実性を担保する長期脱炭素電源オークションの制度を選択した。
泊発電所の全機再稼働に加え、石狩湾新港2号機が運用開始すれば、当面の安定電源は確保できると考えている。更に、再エネ電源を加え、しっかりと供給力を確保してまいりたい。
設備投資額については、3月に公表したとおり、新たな防潮堤は約1,800億円。安全対策工事費は、特重の工事内容を見極められていないことや審査対応中であることから、総額は未定。石狩湾新港2号機は、50~60万kWクラスのコンバインドサイクルの一般的なLNGと同程度の投資額とお考え頂きたい。