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関西電力(株)【9503】の掲示板 2016/09/02〜2016/10/20

ここでも「35年」が独り歩きしている。

・経過年数だけの問題ではない。
長ければリスクは大きくなるが、戦後間もなく布設されたOF(油浸紙絶縁)
ケーブルでも、まともなものもある。
かと思えば、数年どころか、施工後の試験で絶縁破壊するものもある。
現場では何でも起きる。何が起きても不思議でない、と考えるべき。

・長年経過した、ものより、ケーブルが熱伸縮で極度の曲げが起きて
いないか、傾斜地で異常な形態になっていないか、等の観点で見る必要が
ある。ベテランがいなくなって、若い点検者を育てるのは大変。
今回の事故はあらためて、そのことを示した。

今回の事故点も「そういえば」と心当たりのある点検者がきっといたはず。
でなければ(結果的に)「節穴」と言われても仕方ない。
ここまで、厳しく現場で対応している作業者が、電力会社、メーカーを
問わずいるか。

・OFケーブルのメンテの要点は上記の他、接続部・端末から油を採取・
ガス分析することで、油・紙の劣化、放電の有無を知ることができる

また、X線撮影をして、中の様子を知ることができる。

これらは、非常にカネのかかる事であるが、おろそかにできない事を
今回の事故は示した。

http://blogs.yahoo.co.jp/consu2346/36522142.html

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都内停電の火災受け 関西電力が老朽ケーブル点検

関西テレビ 10月19日(水)7時1分配信

今月12日、東京電力の地下施設で発生した火災を受けて、関西電力では
18日から、古くなったケーブルの点検を始めました。

今月12日、埼玉県新座市にある東京電力の地下施設で火災が起き、
東京都内の約59万軒が停電しました。

その後の調査で、設置から35年が経過した送電ケーブルから漏電し、
火花が散って出火したことが火災の原因と分かりました。

これを受けて経済産業省は、全国の電力会社に古いケーブルを点検するよう
指示を出していて、関西電力でも18日から点検を始めました。

今回、対象となるのは、設置から24年を超えるケーブルの一部で、長さは
合わせて約24キロメートルです。

関西電力は、1ヵ月を目途に点検作業を終えるとしています。