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KDDI(株)【9433】の掲示板 〜2015/04/15

78358

cap***** 強く売りたい 2013年10月28日 19:33

>>78351

ソフトバンクはKDDIの実に2倍の営業利益を稼いでいるということか。同じ業態なのに、この差はいつまでも縮まる気配を見せない。この差は一体何なのか。世評、KDDI(au)は設備効率が悪く販管費も膨大という噂もあるが、いくらMNP(限定の)純増数でNo1をとっても利益を生み出さなければ意味がない。仮に利益を生まなくてもユーザー数で優位を保ち競争を有利に展開する可能性があるのだとしても、総純増数ではソフトバンクにコテンパンにやられて万年No2の地位に甘んじているし、市場をグローバルな規模で捉え直した場合、ソフトバンクグループが抱えるユーザー数には遠く及ばない。

日本の携帯通信事業は既に市場が飽和状態に達していると言われており、このままのビジネスモデルではこれ以上の成長戦略を描けない土壇場のところに来ているように思われる。また、これに置換し得るだけのマーケット(コンテンツ事業を含む。)は育っておらず、また、現在のところそのようなマーケットが育ってくる気配もない。MVNO等のモバイル再販業者の台頭もあり、このまま行けば日本の携帯通信事業はジリ貧で先窄みにもなり兼ねない。こんななか、ソフトバンクは積極的な国際戦略を展開して日本以外のマーケットに活路を見出している。また、それと同時にコンテンツ事業を事業基盤の1つに育てあげるためにワールドワイドのダイナミックな展開を予想させるような面白い動きを見せている。これに対し、KDDI(au)はこれいった有効な手立てを講じることができず、モジモジと手を拱いている印象が否めない。それが各種指標の差になって現れてきていることも否定できないのではないかとも思われてならない。KDDI(au)の最近の動向を見ていても、まるでこの先の展望が開けてこない。これまで通信事業は右肩あがりに登り続けてきた成長産業であったが、いよいよ山頂へと達し、片や下山を始めるもの(KDDI?)、片やさらに尾根伝いに高見を目指すもの(ソフトバンク)と、各々の岐路にあたる時期かもしれない。