内外トランスライン(株)【9384】の掲示板 〜2015/05/13

　独立系の国際貨物海上混載で首位の内外トランスラインの今１３年１２月期は、内外物流環境の好転、前期増強した戦力の本格化、新規に買収した国際航空貨物輸送事業などが寄与し、１２％増収、４３％営業増益へと急回復する見込みだ。

　内外物流環境の好転はアベノミクスによる円安、また欧州や中国情勢が一時の危機的不安から脱し、今後漸次輸出環境が好転する公算が大きいこと。
　
　増強した戦力とは、１２年６月に買収した国際航空・海上貨物子会社、同１０月に実施した米国子会社２社の合併による効率化・競争力向上、同１０月に設立した中国・青島支店による中国を中心とする三国間物流の拡大。これらがいずれも今期は通期フルに寄与してくることだ。

　新規に買収した国際航空貨物事業とは、１３年２月にフライング・フィッシュ・サービスより事業譲受した事業のことで、食材、天然水など国内の大手の外食チェーン、飲料会社向けの有力貨物をもっている。このため、当社にとっては輸入貨物の大幅強化が新規に寄与してくることになる。