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オリックス(株)【8591】の掲示板 2020/04/23〜2020/04/30

2020/04/28 大和証券 執筆班より、
「二番底回避」で年末に向け相場回復へ?コロナ収束後の標準シナリオ

金融緩和策や資金繰り支援等の財政政策によって、最悪の事態は回避されると見ています。十分な対応策や支援体制が取られていなかった時期につけた安値まで、株価が逆戻りすることは現時点では考えにくい状況です。
さらに、その次に焦点となるのは、二番底を回避した後の相場の行方でしょう

新型コロナウイルスの感染が世界最大となった米国ですが、株価の方は順調な回復を見せています。4月に入って、NYダウは一時2万4,000ドル台を回復し、3月の安値からは30%の上昇を遂げました。
今のところ米国株式市場からは、投資家の不安心理が後退しつつあるように見受けられますが、感染ピークアウト後の米経済の回復が十分でなければ、安定的な株高軌道に回帰するのも容易ではないでしょう。
先の標準シナリオ、および強気シナリオのもとでは、年後半に向けての株価回復を想定していますが、本格反転の時期が具体的にいつごろとなりそうなのか、以下で簡単な考察を加えてみたいと思います。

年末までの株価推移イメージ
【標準シナリオ】
もっとも有力視されるのは、年央頃までの感染拡大収束と、その後の緩やかな景気回復シナリオです。家計や企業のマインドが徐々に改善に向かい、多少時間をかけながらも経済が元の状態を取り戻していくとの見方が前提となります。
景気の戻りよりも株価の戻りの方が早いと想定されるため、年末には日米共に今回の急落前の水準近辺まで株価は水準を切り上げるとの見通しが標準シナリオです。具体的には日経平均株価2万4,000円、NYダウ2万9,000ドルが年末の予想値となります。
【強気シナリオ】
これに対して、経済の正常化に加えて、金融緩和によるカネ余りに後押しされ、さらなる株価上昇を予想するのが強気シナリオです。
今回のコロナショックへの対応として米連邦準備理事会(FRB)を筆頭に各国中銀は強力な金融緩和を打ち出しましたが、仮にV字的な景気回復を遂げる一方で、金融緩和にブレーキをかけるのが遅れ、カネ余り状態になった場合、株価は急落前の水準を上回って推移する可能性もあります。特に米国株は高PERが許容され、再び最高値更新の機会が訪れることも考えられます。

オリ銀行に預けたと思えば、半年の我慢です!!!