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(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】の掲示板 2021/09/19〜2021/09/22

渋沢栄一に学ぶSDGs

2021年大河ドラマ『晴天を衝け』の主人公でもある渋沢栄一は、みずほ銀行の前身である第一国立銀行を設立した人です。

彼の理念は、SDGsに通ずるものがあるとして現在注目を浴びていますが、ここでは幼少時代から振り返ってご紹介しましょう。

大河ドラマのワンシーンにもある通り、渋沢栄一は幼い頃、いたずらで隠れたことがきっかけで大騒ぎを起こしたことがありました。
その際母親から言われたのが、以下の言葉です。
「ここ(胸)に聞きな。それがほんとに正しいか、正しくないか。
あんたが嬉しいだけじゃなくて、みんなが嬉しいのがいちばんなんだで」

これはとりもなおさず、「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念そのものといえるかもしれません。


その後大人になってから、『論語と算盤』を著していますが、渋沢栄一は、500もの企業の設立や経営に携わりながらも、自分だけが巨額の富を得ようという考えは全くなかったといいます。

『論語と算盤』では、論語(倫理・道徳)、算盤(利益追求)のいずれかに偏っていては社会や事業を持続させていくことはできないということが記されています。論語と算盤を両立させる(=道義を伴う利益追求)ことが重要であり、それは可能なことである、というのが渋沢栄一の考えです。

こうしてみると、日本では既に明治・大正の頃から、SDGsに通じる考え方があったといえるでしょう。

だって😄