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(株)あおぞら銀行【8304】の掲示板 2024/01/06〜2024/02/01

あおぞら銀行<8304.T>は1日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益予想を従来の240億円の黒字から280億円の赤字に見直すと発表した。米国オフィス向け不動産融資で追加引き当てを行うほか、外国債券などの有価証券について売却処理を進め、下期410億円の損失を計上する。最終赤字となるのは、2009年3月期以来のこと。第3・四半期と期末配当予想は無配とする。
米国オフィス向け不動産ノンリコースローン案件を全て精査、今後2年間の価格下落リスクを勘案し324億円の引当金繰入を計上した。この結果、昨年12月末時点の米国オフィス向け不動産ノンリコースローンに対する引当率は18.8%となり「今後損失が発生するリスクを最小化させた」としている。
また、米国金利上昇の影響を受けて評価損を抱えた外貨ETFなどの売却処理も実施。第3四半期に111億円、第4四半期に298億円の損失を計上する見込み。
この結果、有価証券評価損益は、昨年9月末の926億円の損失が12月末に815億円の損失となり、今年3月末には560億円の損失に改善する見込みだとしている。
3月末の連結自己資本比率(国内基準)は8.8%、財務の健全性を示すCET1比率は6.6%程度となり、目標水準の9%、7%を下回る。
25年3月期については、連結粗利益が850億円程度(今期予想は510億円)、純損益は170億円程度の黒字(同280億円の赤字)を計画。期末の有価証券評価損は490億円程度を見込んでいる。配当については、今期の年間配当76円からの増配を目指すとしている。

  • >>2037

    あおぞら銀行<8304.T>はストップ安。同社は午前9時ごろ、24年3月期連結業績予想について最終損益を240億円の黒字から一転280億円の赤字(前期87億1900万円の黒字)に下方修正すると発表。あわせて、第3四半期末と期末の配当予想を無配にするとし、これらを嫌気した売りが膨らんでいる。

     米国オフィス向け不動産ノンリコースローンへの追加引き当てや、有価証券ポートフォリオの再構築に伴う損失計上が響く。今期の年間配当額は既に実施済みの第1・第2四半期末の各38円、計76円(前期154円)となる見込み。

     同時に発表した第3四半期累計決算は経常収益が1932億5400万円(前年同期比52.9%増)、最終損益が147億500万円の赤字(前年同期157億1100万円の黒字)だった。