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イオン(株)【8267】の掲示板 2016/04/14〜2016/04/20

事業別に見ると、食品スーパー(SM)事業とドラッグストア事業が大きく伸びたほか、金融や不動産事業も安定した稼ぎを出したことが、営業利益を押し上げた。一方、課題である総合スーパー(GMS)事業は、前期比19.1%減の93億円と減益に沈み、苦戦したままだ。(中略)  

 GMS中核会社イオンリテールの既存店の客数を四半期ごとに見ると、前期末まで11四半期連続して前年割れが続く。客単価は上がっているが、補い切れていない状態だ。イオンの岡田元也社長は価格戦略について、「見直していかねばならない。急速に進む高齢化に対し、イオングループはドラッグストアを除けば、対応し切れていない」と述べるなど、今期以降にテコ入れしていく考えを示した。(中略)

 安定した稼ぎを出しているのが、イオンフィナンシャルサービス中心の金融(総合金融事業)と、イオンモール中心の不動産(ディベロッパー事業)である。営業利益は金融が前期比3.7%増の550億円、不動産が同6.5%増の450億円。この2トップで営業利益の6割を占めており、今やイオンを支える収益柱だ。

東洋経済より