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先日出した、訂正後のその場凌ぎの財務諸表を見て、割安だと見る向きもあるが、ここまで借入金が多いと、そうは額面通り受け取らない方が良いと思われる。

ご存知無い方もいるかもしれないが、銀行から借入する場合、金銭消費貸借契約を締結するが、その中に期限の利益喪失事由と言うものがあり、その事由に「財務に重大な虚偽があった場合」という条項があるのが一般的である。

であるから、すてきナイスに貸し込んでいる銀行達は、明日にでも貸している残高の返済を迫れると思われるが、とは言っても、すてきナイスにいきなり法的整理を申請されると、抵当権で保全している以外の貸し金は、ほぼ回収不能になると思われるので、返済を迫りながら、遊休資産の売却を促したり、綺麗な資産(無ければ二番抵当でも)に抵当権を打つ交渉をしていると思われる。

また、複数行から借入してるであろうから、銀行のおかれている状況によっては、強引な回収も、中にはあるだろう。

尚、新たな借入はとてつもなくハードルが上がるのは言うまでもない。

この事を念頭に、借入の内訳や、人件費の額等を考えると、そう浮かれた未来は考えづらい。

ここに来て、地元有力政治家との関係も、多少は効いてるかもしれないが、粉飾、逮捕、起訴と来ればあまり意味はないだろう。

一方、不動産の価格は、現状が高止まりでピーク水準と思われるので、過去に取得したものは含み益で逃げ切れるだろうが、逆にここ1、2年で仕込んだものは、建物で付加価値つけて、しかも早く売らないと、利益を出すのは難しいと思われる。

まぁ、上記の様なことから、色々な利害関係者の思惑が入り交じって、難しい状況に追い込まれていると見るのが一般的な見方ではないかな。