ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

住友商事(株)【8053】の掲示板 〜2015/04/28

初期投資額がすべて減損になるという計算はおかしいのではないか。

ざっと計算してみると、このプロジェクトの
年間生産能力はニッケル地金で6万トン(フル操業時)。

採掘コストを仮に5ドル/ポンド、販売価格を7.52ドル/ポンドとすると
1ポンド=453.6gであるので
1年間の利益は3億3333万ドルとなる。
総額73億ドルのプロジェクトなので、利益率は年間4.6%となる。

採掘コストが4ドル/ポンドまで低下すると、
1年間の利益は4億6560ドルとなる。
この場合の利益率は年間6.4%である。

十分ペイする事業と思うがどうか。

プロジェクト全体の総資金調達額は73億ドルで、
住商の出資比率は27.5%。
1ドル=120円で計算すると、
住商の出資金額は約2400億円となる。

確かに操業の遅れにより多少の損失は出ているであろう。
しかし、今後は十分黒字操業が可能なこのプロジェクトで、
初期投資額の83%を減損処理しなければいけないというのは、
はっきり言って意味が分からない。

根拠を示してほしい。