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東京エレクトロン(株)【8035】の掲示板 2024/05/18〜2024/05/23

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Investor LA88 強く買いたい 5月22日 07:13

世界の半導体装置、業績底入れ
4~6月、AI・中国向け伸び
日本経済新聞 朝刊 投資情報 (16ページ)
2024/5/22 2:00

 世界の半導体製造装置大手9社の業績が底入れする。2024年4~6月期(一部5~7月期)は米アプライドマテリアルズ(AMAT)など8社が増収の見通しで、6社が減収だった1~3月期から一転する。人工知能(AI)や中国向けが伸び、民生品向けも回復する。

 AMATは16日、5~7月期の売上高が62億5000万~70億5000万ドル(約9700億~1兆1000億円)になる見通しだと発表した。中間値では前年同期比4%増となり、直前四半期の2~4月期(0.2%増)から伸び率が拡大する。顧客の工場の稼働率が上昇しており、DRAM(メモリーの一種)向けなどの需要が増える。
 他社でも底入れの兆しが鮮明だ。会社予想の中間値や市場予想の平均をみると、足元で始まっている4~6月は蘭ASMLホールディングを除く8社が前年同期比で増収になる。

 まずAI向けへの期待が強い。生成AI向け半導体に使われる広帯域メモリー(HBM)の需要について、AMATのゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は「顧客がHBMの生産能力の拡大を加速させているのを目の当たりにしている」と話す。同社は24年のHBM向け売上高は6倍になる可能性があるとみている。

 東京エレクトロンは4~6月期に市場予想平均で3割増収の見通しだ。AIの開発・運用に使うサーバーなどの旺盛な設備投資を背景に「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場について、会社側は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。

 景気が減速している中国だが、半導体では、米国によるハイテク分野での対中規制を背景に内製化が活発だ。SCREENホールディングスは24年4~9月期の中国向け売上高の比率が49%になると予想する。

東京エレクトロン(株)【8035】 世界の半導体装置、業績底入れ 4~6月、AI・中国向け伸び 日本経済新聞 朝刊 投資情報 (16ページ) 2024/5/22 2:00   世界の半導体製造装置大手9社の業績が底入れする。2024年4~6月期(一部5~7月期)は米アプライドマテリアルズ(AMAT)など8社が増収の見通しで、6社が減収だった1~3月期から一転する。人工知能(AI)や中国向けが伸び、民生品向けも回復する。   AMATは16日、5~7月期の売上高が62億5000万~70億5000万ドル(約9700億~1兆1000億円)になる見通しだと発表した。中間値では前年同期比4%増となり、直前四半期の2~4月期(0.2%増)から伸び率が拡大する。顧客の工場の稼働率が上昇しており、DRAM(メモリーの一種)向けなどの需要が増える。  他社でも底入れの兆しが鮮明だ。会社予想の中間値や市場予想の平均をみると、足元で始まっている4~6月は蘭ASMLホールディングを除く8社が前年同期比で増収になる。   まずAI向けへの期待が強い。生成AI向け半導体に使われる広帯域メモリー(HBM)の需要について、AMATのゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は「顧客がHBMの生産能力の拡大を加速させているのを目の当たりにしている」と話す。同社は24年のHBM向け売上高は6倍になる可能性があるとみている。   東京エレクトロンは4~6月期に市場予想平均で3割増収の見通しだ。AIの開発・運用に使うサーバーなどの旺盛な設備投資を背景に「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場について、会社側は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。   景気が減速している中国だが、半導体では、米国によるハイテク分野での対中規制を背景に内製化が活発だ。SCREENホールディングスは24年4~9月期の中国向け売上高の比率が49%になると予想する。