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任天堂(株)【7974】の掲示板 2023/10/05〜2023/10/17

2Qの棚卸も終わり決算作業が進行中だ。為替も確定している。9月末のドル円は144.58円/ドルだった。私の勤める会社も海外売上比率7~8割で為替の影響が大きい。毎月営業や経理から「為替の影響がなければ売上予算は未達でした」などと報告される。うちも任天堂と同様ドル円の想定レートは130円/ドルだ。(ユーロ、ポンドなども概ねドルに連動するとしてドルで話を進める)何故そんなに高くしてるのかと聞くと、銀行や証券会社他から情報を集めると、期末(24/3)レートに関して、米のインフレ昂進と景気の不安によるドル安円高の可能性を見込んでおく必要があるということらしい。連結の売上は各四半期毎に平均レートで見直すので売上も変わってくるらしい。要は24/3末レーとが重要で、例えば1Qの売上レートは4、5、6月の平均137.34円だったが4~9月は平均141円程度でドル売上が計算されるし、年度決算では4~3月平均で計算し直すということだ。仮に来年3月末が130円ドル台になったとすると、年間の連結売上は期首が133.53円ドルだったのでドル売上も130円台で計算される可能性がでてくる。そうなると為替差損も視野に入れる必要がある。経営はワースト・シナリオも想定しておくということだ。(一方単体は税務上の制約から、各月で確定)
但し、短信で開示されるのは連結財務諸表で、決算で問題となるのは連結だ。中間配当も、任天堂の場合、連結営業利益の33%を発行済株式数で割ったものとなる。今中間に限ると連結のドル売上は141円ドルで計算し直される。これは1Qのレート137.3円ドルより安いので、1Q売上4613億円、営業利益1854億円から推定すると単純に2倍で売上9226億円、営業利益3708億円となる。1Qはゼルダの発売があったこと、2Qもその勢いが続いたと考えるか減少したと考えるか、ピクミン4の売上の影響がどれほどかとか色々あるが、円安の売上への影響も加味して売り上げ9500億円、営業利益3800億円くらいではないだろうか。仮にこの営業利益で配当を計算すると3800億円×33%=1254億円。それを発行済株式数1,164,229,290株(自己株には配当しない)で割ると108円となってしまう。本当かな、計算合ってるかな。楽しみだ。売上9000億円でも配当102円なのでおそらく100円は超えると思う。