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任天堂(株)【7974】の掲示板 2016/08/23〜2016/08/24

ポケモンGO、熱狂のち定番に 国内配信1カ月
2016/8/23 日本経済新聞 電子版

スマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO」の国内配信開始から22日で1カ月。先行した米国などと同様、日本でもダウンロード数が推定1000万件を超える大ヒットとなった。当初の熱狂が落ち着くなか、すでに「定番ゲーム」に仲間入り。外食店の売り上げを底上げするなど多方面に広がる影響は存在感の大きさを物語る。

米調査会社アップアニーによると、22日時点でポケモンGOは米アップルの日本向けアップストアのセールスランキングで3位。有料くじ引き式の「ガチャ」で稼ぐミクシィの「モンスターストライク」やガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴンズ」など年商1000億円級のメガヒットゲームと競り合う。

「これだけ社会を動かしたのはインベーダーゲーム以来。現実の場所に行き、ポケモンを捕まえるという新しい体験が普段ゲームをしない人にも目を向けさせた」。ゲーム情報誌「ファミ通」の元編集長でカドカワの浜村弘一取締役はポケモンGOの人気の理由をこう分析する。

ダウンロード直後にあっさり見切られることの多いスマホゲームにあって、ポケモンGOは一線を画す。調査会社のゲームエイジ総研(東京・渋谷)の推計によると、配信開始早々に1000万人超がダウンロードしたポケモンGOは直後の7月最終週にゲームをやめた人が約129万人にとどまり、「スマホゲームの継続率としては高い」という。

「家の外に出て健康的に遊べるゲーム」。ポケモンGOの開発・運営にあたる米ナイアンティックのジョン・ハンケ最高経営責任者はその魅力をこう話す。気長に楽しむゲームは消費者を外に連れ出す効果も大きい。

外食業界ではゲームとの提携を発表している日本マクドナルドのほかにも恩恵が広がる。珍しいポケモンがいるとされる公園周辺の店舗では軒並み売り上げが増加。モスフードサービスではポケモンGOの配信開始後、錦糸公園(東京・墨田)や駒沢公園(東京・世田谷)周辺の店舗の売上高が平均1割伸びた。

セブン&アイ・フードシステムズのファミリーレストラン「デニーズ」の世田谷公園店(東京・世田谷)では売上高が前年比2倍に急伸したことも。「配信前はファミリーや主婦が中心客層だった。配信後は10~30歳代の来店が増え、来店客の7割がポケモン目当てとみられる」という。

ポケモンGOのヒットは苦戦が続いている任天堂の存在感も高めた。配信開始後に3万2000円台まで上昇した任天堂の株価は現在も2万2000円前後。配信開始前より7000円程度高い水準を維持する。

 過去の「ポケモン」のゲームソフトの人気も再燃。調査会社のメディアクリエイト(東京・千代田)によると、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに2014年11月に発売した「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」は直近のゲームソフト販売本数ランキングで7位に上昇した。

ポケモンGOは「歩きスマホ」による事故、ゲーム内のアイテム入手場所や対戦場に「原爆ドーム」(広島市)が設定されていたことなどが問題視される一方、ポケモンGOの集客力に注目する自治体も多い。

復興支援を目的に宮城県や熊本県など4県はポケモンGOと連携。震災の被害が激しかった地域にアイテムの入手場所を設定するなどし、ポケモンGOを楽しむ人々を被災地に呼び込む考え。京都市も観光振興などに活用するプロジェクトチームを月内にも立ち上げる方針を示した。

企業や自治体を巻き込み、にぎわいを生む“プラットフォーム”となりつつあるポケモンGO。ナイアンティックや企画会社のポケモン(東京・港)はゲームに登場するポケモンの種類を増やしていくほか、ポケモンの交換機能の追加も検討する。楽天証券経済研究所の今中能夫アナリストは「ポケモンGOは短命ではない。ゲームの定番として、これからも企業が参入してくる」とみる。

 ttp://www.nikkei.com/article/DGXLZO06380700S6A820C1TI1000/?dg=1&nf=1

任天堂(株)【7974】 ポケモンGO、熱狂のち定番に 国内配信1カ月  2016/8/23 日本経済新聞 電子版  スマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO」の国内配信開始から22日で1カ月。先行した米国などと同様、日本でもダウンロード数が推定1000万件を超える大ヒットとなった。当初の熱狂が落ち着くなか、すでに「定番ゲーム」に仲間入り。外食店の売り上げを底上げするなど多方面に広がる影響は存在感の大きさを物語る。   米調査会社アップアニーによると、22日時点でポケモンGOは米アップルの日本向けアップストアのセールスランキングで3位。有料くじ引き式の「ガチャ」で稼ぐミクシィの「モンスターストライク」やガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴンズ」など年商1000億円級のメガヒットゲームと競り合う。   「これだけ社会を動かしたのはインベーダーゲーム以来。現実の場所に行き、ポケモンを捕まえるという新しい体験が普段ゲームをしない人にも目を向けさせた」。ゲーム情報誌「ファミ通」の元編集長でカドカワの浜村弘一取締役はポケモンGOの人気の理由をこう分析する。  ダウンロード直後にあっさり見切られることの多いスマホゲームにあって、ポケモンGOは一線を画す。調査会社のゲームエイジ総研(東京・渋谷)の推計によると、配信開始早々に1000万人超がダウンロードしたポケモンGOは直後の7月最終週にゲームをやめた人が約129万人にとどまり、「スマホゲームの継続率としては高い」という。   「家の外に出て健康的に遊べるゲーム」。ポケモンGOの開発・運営にあたる米ナイアンティックのジョン・ハンケ最高経営責任者はその魅力をこう話す。気長に楽しむゲームは消費者を外に連れ出す効果も大きい。   外食業界ではゲームとの提携を発表している日本マクドナルドのほかにも恩恵が広がる。珍しいポケモンがいるとされる公園周辺の店舗では軒並み売り上げが増加。モスフードサービスではポケモンGOの配信開始後、錦糸公園(東京・墨田)や駒沢公園(東京・世田谷)周辺の店舗の売上高が平均1割伸びた。  セブン&アイ・フードシステムズのファミリーレストラン「デニーズ」の世田谷公園店(東京・世田谷)では売上高が前年比2倍に急伸したことも。「配信前はファミリーや主婦が中心客層だった。配信後は10~30歳代の来店が増え、来店客の7割がポケモン目当てとみられる」という。  ポケモンGOのヒットは苦戦が続いている任天堂の存在感も高めた。配信開始後に3万2000円台まで上昇した任天堂の株価は現在も2万2000円前後。配信開始前より7000円程度高い水準を維持する。    過去の「ポケモン」のゲームソフトの人気も再燃。調査会社のメディアクリエイト(東京・千代田)によると、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに2014年11月に発売した「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」は直近のゲームソフト販売本数ランキングで7位に上昇した。  ポケモンGOは「歩きスマホ」による事故、ゲーム内のアイテム入手場所や対戦場に「原爆ドーム」(広島市)が設定されていたことなどが問題視される一方、ポケモンGOの集客力に注目する自治体も多い。   復興支援を目的に宮城県や熊本県など4県はポケモンGOと連携。震災の被害が激しかった地域にアイテムの入手場所を設定するなどし、ポケモンGOを楽しむ人々を被災地に呼び込む考え。京都市も観光振興などに活用するプロジェクトチームを月内にも立ち上げる方針を示した。   企業や自治体を巻き込み、にぎわいを生む“プラットフォーム”となりつつあるポケモンGO。ナイアンティックや企画会社のポケモン(東京・港)はゲームに登場するポケモンの種類を増やしていくほか、ポケモンの交換機能の追加も検討する。楽天証券経済研究所の今中能夫アナリストは「ポケモンGOは短命ではない。ゲームの定番として、これからも企業が参入してくる」とみる。    ttp://www.nikkei.com/article/DGXLZO06380700S6A820C1TI1000/?dg=1&nf=1

  • >>15

    米国などでの配信開始後、「ポケモンGO」の爆発的な人気を受けて任天堂株は急騰。10営業日ほどで約2倍の2万8220円(7月22日終値)まで上昇している。同社としては現時点では影響を「保守的」に見込んでいるといえば、聞こえはいいが、つまり株価急騰の期待感ほど、任天堂は儲かっていなかったということのようだ。

    任天堂が「修正しない」と説明している17年3月期通期の連結業績予想(4月27日発表)によると、売上高は5000億円で16年3月期実績より0.9%減、営業利益は36.9%増の450億円とみている。「ポケモンGO」の配信や「ポケモンGO Plus」の発売を加味しても売上高は減少する、というわけだ。





    いくら話題になろうが任天堂には金は落ちない。

    夢を見るのは自由だが、これが現実。