任天堂(株)【7974】の掲示板 2021/11/30〜2021/12/06

ダイパで確認されたことは、過去のDSなどのゲーム機のソフトのリメイクの最低限の技術ラインはどれくらいなら市場に許容されるかということです。

ゲーム評論家からは批判された２頭身の登場人物での、これまで関係なかったイルカという外注先による、ゲーム開発でも、市場に通用したということです。

もちろんこれに味をしめて、最低限のゲーム仕様のものを粗製濫造してもいいということでありません。ただ、無闇に画像などにお金をかけても、それも意味がないということは確かそうだということです。

それを知った上でなら、これから膨大な売り上げが入るポケモン社は、お金を湯水のように使い、超過剰品質なゲームを作らなくてもいいということがわかったことは収穫です。

それはまた、ゲーム機の性能向上の競争が無意味なことの証明にもなり、任天堂の車内もまだいるはずの、ゲーム機の性能向上を礼賛する勢力に対する、抑止材料として大きな役割を果たします。

次のスイッチの仕様は、無闇な性能向上ではなく、ソフトの寿命を伸ばすために有効なハード機能の向上に向かう力が、今よりもさらに強くなるということです。

また、周辺機器の開発も、長期の互換性を優先した開発が尊ばれるようになるということです。目先の奇抜さを追求した開発は無用になるということです。

ダイパの売り上げから読み取れる未来はこういうことです。