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(株)ジャパン・ティッシュエンジニアリング【7774】の掲示板 2016/03/02〜2016/03/25

>>965

追伸
先日の続編かな。。。
富士フイルム、再生医療で新手法 膝の半月板の回復に道
 2016/3/25 0:48日本経済新聞 電子版
富士フイルムホールディングスはケガで失われた膝の半月板の治療などに期待される新たな再生医療に乗り出す。現在手掛けるヒトの細胞とは別の細胞を活用。先端医療の全域をカバーする体制を整える。再生医療を巡っては大手製薬会社や医療機器メーカーの参入が相次ぎ、世界的な競争が激しくなっている。総合力を高め、対応するケガや難病分野を広げることで他社に先行する。

 ヒトの骨髄や脂肪組織にあり、様々な体の器官に変化していける「間葉系幹細胞」という細胞を活用する。皮膚など体の一部から採取する「体細胞」や「iPS細胞」はやけどした皮膚の再生や老化に伴う目の難病治療などへの活用が期待されているが、幹細胞は筋肉や骨に関連するケガ・難病の治療に対応しやすいとされている。

 富士フイルムは患者自身からとった間葉系幹細胞を培養。軟骨や半月板の損傷などの治療に使う医師による臨床研究が年内に始まる予定だ。幹細胞はJCRファーマが今年2月に骨髄移植の際の合併症を治療するのに使う製品を国内で初めて発売するなど、開発競争が始まっている。

 富士フイルムは将来的に患者自身ではなく、健康な人から提供してもらった細胞を使う製品の開発もめざす。自分の細胞を使う治療は培養に数週間から数カ月かかる。他人の細胞からなら、事前に用意でき、すぐに使える利点がある。

 iPS細胞を使う治療にも乗り出す。昨春に子会社にした米再生医療ベンチャーを通じ、iPS細胞を使って目や心臓、神経疾患を治療する治験を19年までに始める計画。iPS細胞を使う治療は世界で実用化されておらず、日本でもバイオベンチャーのヘリオスや大日本住友製薬などが開発を進めている。

 経済産業省は世界の再生医療市場が2050年に38兆円になると試算する。富士フイルムは「再生医療の総合メーカー」を目指しており、先端の細胞治療を網羅することで再生医療分野での基盤を固める計画だ。

h ttp://www.nikkei.com/article/DGXLZO98837880U6A320C1TJC000/