(株)島津製作所【7701】の掲示板 2019/03/07〜2019/09/15

水中光無線通信技術、路車間通信・自動運転にも展開【島津製作所】
（(2019/7/17 ）
【京都】島津製作所は水中で大容量データを高速無線通信できる独自の水中光無線通信技術と装置を、空や陸の領域にも展開する。空と水中ロボットなどを結ぶ通信、航空機・飛行ロボット（ドローン）同士の通信、自動車と道路側機の路車間通信などで用途開拓を始めた。
同技術は水中で減衰の少ない青色半導体レーザー（可視光）を使い通信するのが特徴。光無線通信は電波法の規制外で、秘匿性も高度化でき、多様なニーズがあると判断した。
水中光無線通信技術は、航空機器事業部磁気装置部が開発した新規事業。このほか不発弾探査向けで培った磁気センサーを応用した自律航行水中ロボット用センサーや、水中侵入者検知センサーも今秋発売する。
水中光無線通信技術は動画などの大容量データをリアルタイムに海中から海上へ送れ、海洋調査などで調査機器を浮上させてデータを回収していた無駄を省く機器として注目されている。
通信距離は２００メートル。通信速度は毎秒１００メガビット弱。中継すれば深海からの無線通信もリアルタイムで行える。
空での通信距離は数十キロメートルあり、ドローンの複数制御や航空機同士の空中通信などを想定している。車では路車間通信のほか、豪雨時などの通信安定といった自動運転向けの用途もありそうだ。

海洋開発では調査の効率化、海中設備の保守に使えるとして欧米石油メジャーと共同研究を始めた。水中Ｗｉ―Ｆｉ（ワイファイ）ステーションとしての利用、水中ロボットの複数同時制御用途なども想定される。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00524268?isReadConfirmed=true

本当にこれは素晴しい技術ですね。
欧米石油メジャーとの協業も上手くいくといいですね。