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三菱重工業(株)【7011】の掲示板 2015/07/27〜2015/08/01

ロッテオーナーシップの深層部がそのようにベールに包まれている点に衝撃を受けた。

あまりに多くのことが不透明でこれから誰がロッテグループを率いるのかさえ分からず、不確実性でぎっしり埋まる。1次戦はシン・ドンビン会長の勝利だったが、これから起きる持分戦いの勝敗は予想さえ難しい。誰がどれくらい持分を持っているのか隠れた部分が多いからだ。

そのミステリーの真ん中に日本'光潤社'がある。従業員3人のこの小さい非上場企業が支配構造の最上位の持株会社の役割を果たしている。ロッテグループの支配権を左右する核心企業だが、光潤社の所有構造は秘密だ。日本会社法上非上場企業は持分公開義務がないからだ。

数日前、理事会でクーデターが起きた日本ロッテホールディングスもやはり持分構造が公開されたことはない。様々な推定が出ているが、シン・ギョクホ会長と二人の息子の持分がどれくらいになるのか誰も正確には知らない。

出資関係で重要な位置を占める日本ファンド'L投資会社'もミステリーだらけだ。このファンドはホテルロッテの持分を72%も保有しているが、実際の所有主が誰なのか知られていない。

正体不明の日本ファンド(L投資)と秘密だらけの日本企業(光潤社)がロッテグループの支配構造を左右するわけだ。韓国ロッテの持ち株会社格であるホテルロッテの日本側持分率は99%に達する。ロッテグループの運命が全面的に日本側の株主らの意志にかかっている構造だ。

韓国と日本のロッテグループは各々独自経営とされるが、実体を見れば日本側が韓国ロッテを支配する格好だ。財界5位の大財閥の支配構造がこのように日本に従属していてもかまわないのだろうか。ロッテグループの事業主力は韓国側に移ってきたし韓国ロッテが日本より20倍も大きい。それでも日本側から韓国ロッテを支配する姿はいくら見ても正常ではない。そう、日本で得た隠し利益が、支配構造を決定しているのである

ロッテグループオーナーらの正体性も不確かなのは同じだ。長男のシン・ドンジュ前副会長は日本で育ち61才になった今まで日本だけで活動した。成人後、韓国国籍を取得したとしても国内には人脈も根拠地もない事実上日本人だ。もし持分争いでシン前副会長が勝てば、ロッテグループは'日系'企業になるのか。国民感情がどこまで容認できるだろうか。