投稿一覧に戻る シスメックス(株)【6869】の掲示板 2022/06/09〜2022/09/26 617 浦島太郎 2022年8月11日 09:03 2022/08/10 09:39 東洋経済新報社 大竹 麗子 【6869】シスメックス シスメックス”手術支援ロボ”売上1000億円超へ描く道筋(1) 手術支援ロボット『hinotori(ヒノトリ)』の販売で2030年度に売上高 1000億円という目標へ、かなり手ごたえがでてきた こう語るのはシスメックスの浅野薫・取締役専務執行役員CTO(最高技術責任者)だ。 国産初の手術支援ロボットであるヒノトリはシスメックスと川崎重工業(7012)が合弁で設立したメディカロイド社によって開発された。 浅野CTOはメディカロイド社の社長も務める。 シスメックスはヒノトリや消耗品の販売を担っており販売マージン(手数料)などを含めれば、シスメックスとしては2030年度に1000億円以上を目指せる計算だ。 ■メディカルロボット事業の売り上げを前期比5・4倍増に ヒノトリは大きく分けて4本のロボットアーム部分を備える手術台と医師がアーム を操作するコックピット部分から構成される。 アームには8つの関節があり人間の腕以上に可動域が広く、細かい正確な動きをしやすい。アームに取り付けた鉗子や内視鏡カメラを、患者に開けた小さな穴から挿入し手術を行う。手術支援ロボットを使った手術は開腹手術に比較して出血が少なく入院期間を短縮できる利点がある。 シスメックスの主力事業は血液検査などの検査装置と検査に使用する試薬販売だ。 検査のたびに必要となる試薬で継続的に利益を得るリカーリング(継続課金)のビジネス モデルに強みがある。この検査装置と試薬の販売が売上高のほとんどを占める中、手術支 援ロボットの販売を含むメディカルロボット事業の2022年3月期の売上高は、 約13億円と全社売上高約3637億円の0.4%程度にすぎない。だが、 2023年3月期には、同事業の売上高を前期比約5.4倍の70億円と強気の目標を掲げる。 そう思う6 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
浦島太郎 2022年8月11日 09:03
2022/08/10 09:39 東洋経済新報社 大竹 麗子
【6869】シスメックス
シスメックス”手術支援ロボ”売上1000億円超へ描く道筋(1)
手術支援ロボット『hinotori(ヒノトリ)』の販売で2030年度に売上高
1000億円という目標へ、かなり手ごたえがでてきた
こう語るのはシスメックスの浅野薫・取締役専務執行役員CTO(最高技術責任者)だ。
国産初の手術支援ロボットであるヒノトリはシスメックスと川崎重工業(7012)が合弁で設立したメディカロイド社によって開発された。
浅野CTOはメディカロイド社の社長も務める。
シスメックスはヒノトリや消耗品の販売を担っており販売マージン(手数料)などを含めれば、シスメックスとしては2030年度に1000億円以上を目指せる計算だ。
■メディカルロボット事業の売り上げを前期比5・4倍増に
ヒノトリは大きく分けて4本のロボットアーム部分を備える手術台と医師がアーム
を操作するコックピット部分から構成される。
アームには8つの関節があり人間の腕以上に可動域が広く、細かい正確な動きをしやすい。アームに取り付けた鉗子や内視鏡カメラを、患者に開けた小さな穴から挿入し手術を行う。手術支援ロボットを使った手術は開腹手術に比較して出血が少なく入院期間を短縮できる利点がある。
シスメックスの主力事業は血液検査などの検査装置と検査に使用する試薬販売だ。
検査のたびに必要となる試薬で継続的に利益を得るリカーリング(継続課金)のビジネス
モデルに強みがある。この検査装置と試薬の販売が売上高のほとんどを占める中、手術支
援ロボットの販売を含むメディカルロボット事業の2022年3月期の売上高は、
約13億円と全社売上高約3637億円の0.4%程度にすぎない。だが、
2023年3月期には、同事業の売上高を前期比約5.4倍の70億円と強気の目標を掲げる。