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(株)安川電機【6506】の掲示板 2018/03/26〜2018/04/10

産業用ロボット大手の安川電機は約100億円を投じ、グループの研究開発機能を集めた拠点を北九州市の本社エリアに設ける。2020年6月に400人体制で立ち上げ、基礎研究や新製品開発、生産ラインの試作を担う。ロボットの需要増が見込める中国など世界市場開拓の戦略拠点と位置付ける。

新拠点「安川テクノロジーセンタ」(仮称)は本社横の土地を三菱ケミカルグループから賃借して開設する。3階建てで延べ床面積約2万6000平方メートルの規模を計画。本社工場のロボット開発部門に加え、北九州市の中心街近くにある開発研究所を移転する。

ワンフロアに500人程度働けるオフィスとして、現在はロボット、モーター関連、システム制御の主要3事業に分かれている開発担当者の交流を進める。特にロボットでは製品設計と生産技術の担当者を集めて、人工知能(AI)などを使った生産支援サービスを開発する。自社製品を組み立てる生産ラインも開発拠点内で試作する方針だ。

日本ロボット工業会によると18年の産業用ロボット生産額は17年より1割増え、初の1兆円台に達する見通し。同業では不二越が東京都内に研究開発センターを整備している。