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(株)石川製作所【6208】の掲示板 2024/04/18〜2024/05/12

2024年4月22日、人民解放軍(PLA)は先週19日金曜、情報作戦に特化した新たな戦略部門「情報支援部隊」を発表した。 国防省の呉謙報道官は、情報支援部隊の設立は強力な軍隊を構築するための「重大な決定」であると述べた。

「情報支援部隊は、質の高い発展を促進し、現代の戦争で戦い勝利するための重要な役割を担い、大きな責任を負っている」と記者会見で語った。中国人民解放軍はまた、サイバー部隊と宇宙部隊の地位を高め、組織的に新設された情報支援部隊と並列させる。

チャイナデーリーによれば、この発表は、中国が航空宇宙軍とサイバースペース軍の存在を初めて確認したことを意味する。 現地通信は、この2つは戦略支援軍の主要部分であると広く信じられていると付け加えた。PLAの戦略支援部隊は2015年12月、宇宙、サイバー、電子戦能力に重点を置いた最後の大規模な軍再編の下で創設された。 情報支援部隊は今回の再編で解体される。

情報支援部隊は、中国の最高軍事機関である中央軍事委員会(CMC)の直接指揮下にある。 日経アジアによると、サイバー部隊と航空宇宙部隊も、習近平国家主席が委員長を務める委員会の直轄となるようだ。国営『環球時報』が報じたところによると、畢毅中将は新設された情報支援部隊の司令官である。 日経アジアが報じたところによると、彼の軍歴にはPLA地上軍の副司令官も含まれている。 情報支援部隊の政治委員は李偉将軍である。

最新の変更により、PLAは現在、地上軍、海軍、空軍、ロケット軍の4つの支隊と、情報、航空宇宙、サイバー、共同後方支援の4つの兵科で構成されている。

中国の最新の軍事改革は、経済から安全保障に至るまで、さまざまな問題で米国との緊張が高まる中で行われた。 サイバー戦争はますます台頭してきており、ワシントンは最近、英国とともに北京が徹底的なサイバースパイ活動を行っていると非難している。先週、FBIのクリストファーレイ長官は、中国政府とつながりのあるハッカーが米国の重要インフラに潜り込み、「壊滅的な打撃を与えるタイミングを待っている」と述べたとロイター通信が報じた。

レイ氏によると、ボルトタイフーンとして知られる中国のハッキングキャンペーンは、テレコミュニケーション、エネルギー、水、その他の重要なセクターの多くのアメリカ企業へのアクセスに成功しており、23のパイプライン運営会社が標的になっているという。 中国はワシントンの主張を繰り返し否定し、同時にアメリカ自身がサイバー攻撃を行っていると非難している。先週金曜日の国営紙『グローバルタイムズ』の報道によれば、中国がサイバー攻撃を行っているという「根拠のない中傷」は新しいものではないという。 中国は、ファイブアイズ(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカで構成される情報同盟)が2023年5月に発表したサイバーセキュリティに関する共同勧告を引用した。

勧告は、ボルトタイフーンに関連した関心のある活動群を発見したと主張し、それを「中国国家が支援するサイバー行為者」と表現した。