ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)石川製作所【6208】の掲示板 2019/04/04〜2019/04/26

北の新型ミサイル、「ステルス高速艇」搭載用との見方も

朝鮮日報 2019年4月20日 

 北朝鮮が今月17日に発射実験を行った新型の戦術誘導兵器をめぐり、いわゆる「ステルス型高速艇」に搭載して沿岸部への攻撃に用いるものかもしれない、という見方が浮上している。

北朝鮮は最近「波涛貫通型高速艇」(極細艇、VSV)を大量生産しようとする動きを見せてきた。VSVはステルス形状をしており、レーダーに捕捉されにくいという。

 韓国軍関係者は「このところ北朝鮮の清津港で2隻のVSVが根気強く建造されており、西海(黄海)に続いて東海(日本海)でもVSVが実戦配備されるものとみられる」「北朝鮮は、昨年金正恩(キム・ジョンウン)委員長が清津港のVSVを自ら視察するほど関心を寄せており、この艦艇に新型戦術誘導兵器を搭載する可能性が高い」と語った。

VSVは最高速度が時速90キロあって韓国海軍の高速艇(時速70キロ)より速く、ステルス機能を持ち、警戒の対象だった。

新型ミサイルで火力や精密度まで担保されたら、韓国軍にとってはかなりの脅威になるだろう」と語った。

韓国軍からは「イスラエル製のスパイク・ミサイルに似た短距離戦術誘導弾を開発した」という声が上がっている。射程20-30キロのスパイク・ミサイルは、もともとは対戦車ミサイルとして開発された地上戦闘用誘導兵器だ。だがこのミサイルは、車両だけでなく艦艇・ヘリコプターにも搭載され、さまざまな地上および海上目標を攻撃できる。

18年9月の軍事パレードでも、新型戦術誘導兵器を搭載したような装甲車が多数登場し、当時韓国軍内外からは「スパイクと同水準のミサイルが間もなく搭載される」という声が上がっていた。

 北朝鮮はこれまで、きちんとした戦術誘導兵器を保有していなかった。

しかし、北朝鮮が新型戦術誘導兵器の開発に成功して実戦配備したら、韓国軍は陸上・海上の全域で北朝鮮による精密攻撃の脅威にさらされることになる。

韓国軍関係者は「北朝鮮は、どんな兵器システムであれ、ありとあらゆる場所で応用してきた。開発に成功したら、われわれが想像し得る全ての搭載手段にこれを積むものとみられる」と語った。