ニデックオーケーケー(株)【6205】の掲示板 2021/11/26〜2022/01/19

>>727

>日本電産は工作機械メーカーのOKKを買収する。第三者割当増資の引き受けなどで株式の過半数以上を取得して子会社化する見込み。出資額は50億円程度となるもよう。OKKは中小型の工作機械に強みを持つ。既に買収した三菱重工業傘下の工作機械会社と組み合わせ、新たな成長分野として本格参入する。
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>OKKは1915年創業の老舗工作機械メーカー。2022年3月期の連結売上高は前期比3割増の157億円、11億円の最終赤字を見込む。自動車部品向けなど切削能力の高い製品が特長だ。棚卸し資産の過大計上などの不適切会計が発覚し、9月に東京証券取引所から監理銘柄に指定されていたが、10月に解除されていた。
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>日本電産は8月に三菱重工工作機械（滋賀県栗東市、現日本電産マシンツール）を買収した。当初は電気自動車（EV）用駆動モーター関連の部品の内製化や技術取得などを主な目的としていた。ただ、永守重信会長は10月の決算説明会で「工作機械メーカーの利益率は低すぎる。我々がやればもっともうかる」と発言するなど、工作機械市場への本格参入を示唆していた。
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>日本電産は工作機械分野の投資を拡大する方針だ。日本電産マシンツール、プレス機などを手がける日本電産シンポ（京都府長岡京市）の2社合計で26年3月期までに最大1千億円の設備投資やM&A（合併・買収）を計画する。OKKの製品群も取り込み、工作機械事業を成長の柱の一つに据える狙い。
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>半導体業界の設備投資などを背景に工作機械市場は活況だ。日本工作機械工業会によると、10月の工作機械受注額（速報値）は前年同月比81.5%増の1492億円と高水準だ。半導体製造装置や自動車向けのほか、電子機器用の需要も堅調という。工作機械は「機械を作る機械」とも言われ、金属の塊を削ったり研磨したりして金型や部品を作る。