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AREホールディングス(株)【5857】の掲示板 2022/05/06〜2022/11/10

適時開示されていないが、HPには決算説明資料が掲載されています。
HPに問い合わせフォームがないのと決算説明資料が適時開示されないのは改善してほしいところ。
注目している北米精錬事業については、金利上昇時も、北米事業の収益性は概ね不変と総括されている。
「製品加工・販売が引き続き好調に推移。またストックテイクは計画を上回ったが、昨年のストックテイクは2年分発生したため減益。」
「北米事業ではカナダでのストックテイクが見込まれる。」
等の記載があるが、ストックテイク=棚卸資産のことと思われ、昨年度はなぜか2年間分を計上し今年度から去年にはなかったカナダでの分も計上するようだ。
また、自己資本比率37.9%は、「前渡し取引」による借入金を引くと62.1%になると説明されている。
配当性向40%を目処とし、現在の年間配当水準から目減りさせず、安定的に配当を継続する、と表明されている。減配なしはこの方針から当然のことで、減益になっても配当性向100%して配当額は減らさない、減配なしとも読み取れるが会社の覚悟は不明。
住友金属鉱山(5713)などの決算説明資料にある、貴金属価格の影響度、為替の感応度(1円円安になると収益はどれくらい振れるのか)の記載がないのは、わざと避けている感もあり不満。貴金属価格のグラフを出しているくらいだから、計算はされているものと推量。また数年前にドルで社債を発行しているので、その借入金への為替の影響なども今後出てくる恐れがある。そのあたりの言及もなく、決算説明では肝心なところが抜けている感。この銘柄はドル高になれば、借入金の評価損、貴金属のドル建て価格の下落が起こり、北米事業には逆風。またドル金利の上昇が今後も進めば北米精錬事業の前渡し取引にも減少の影響が出てくる恐れがあると思っている。