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住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2017/04/01〜2017/09/01

〔NY金〕4日ぶり反落(30日)

 【ニューヨーク時事】30日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、外国為替市場でドル高・ユーロ安が先行し、割高感などから売りが出て4営業日ぶりに反落した。中心限月12月きりの清算値は前日比4.80ドル(0.36%)安の1オンス=1314.10ドルとなった。
 この日の外国為替市場では未明からドル高・ユーロ安が進み、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じたことから、金には売り圧力がかかった。また、前日の清算値が約11カ月ぶりの高値水準を付けていた反動から、この日は利益確定の売りや持ち高調整の売りも見られた。
 米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した8月の全米雇用報告は、非農業部門の就業者数が前月比23万7000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の18万3000人増を上回った。続いて、米商務省が発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値も季節調整済み年率換算で前期比3.0%増と、市場予想(ロイター通信調べ)の2.7%増を上回った。これらの統計が良好な内容だったことも、安全資産とされる金には下押し要因となった。
 ただ、北朝鮮をめぐる地政学的リスクなどが依然くすぶっており、「質への逃避先」である金相場の下値は限定的だった。
 金塊現物相場は午後1時50分現在、5.385ドル安の1308.710ドル。

(2017年08月31日 04:55)