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日本金属(株)【5491】の掲示板 2017/04/05〜2018/01/30

<EVモーター開発が後出に回る日本の危機>
日本は電池開発のみに注力していて、EV動力であるモーターを軽視しています。認識不足な政府と、業界の責任です。EVなどの中枢部品は電池とモーターであり、どちらかおろそかになっても競争力あるEVはできません。
大容量の電池と、高効率ハイパワーなモーター開発は同時進行しなければなりません。そろそろ気が付いていいころでは。
このままでは中国にモーター市場を取られてしまいます(とにかく安い)。米国では、小型でハイパワーなモータが開発されているとか(電動飛行機等)・・

【EV開発、中国の本気 モーター論文で米と双璧 】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25663870T10C18A1EA2000/
モーター関連特許数
米国:1011
中国:950
日本:258
カナダ:181
英国:164
  ・   
中国が車向けモーターの研究を加速したのは12年に「新エネルギー車産業発展計画」を発表してからだ。
実際、研究開発は非常に活発だ。それが如実に表れているのが研究論文数だ。17年5月に米国マイアミで開かれた国際電気電子学会(IEEE)の電気機器と駆動系に関する国際会議。千葉教授は論文審査の責任者を務め、中国からの論文数に驚いた。最初の締め切りで投稿された約300の論文のうち、4割を中国の大学や企業が占めた。
EV関連のモーターの論文では、主要部品である巻き線や磁石などを改良して小型で軽量、効率化を目指す研究成果などが目白押し。最終的な論文数は開催国の米国と拮抗し、日本は大きく引き離された。
・・論文を発表した約4千人の研究者のうち、4分の1ずつを米中勢が占め、日本からは1割にも満たなかった。・・「将来は中国が逆転するかもしれない」(みずほ銀行の湯進主任研究員)。

日本の研究現場では危機感が高まっている。「予算が大幅に減らされた。人工知能(AI)分野に負けた」。こう嘆くのは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が12年度から始めた車向けモーター材料開発事業の担当者だ。・・17年度の研究費は4億円と前年度の20億円から大幅に減った。研究開発の基盤すら失いかねない。

<0.05mm厚の電磁鋼板を作れるのはここだけ>