太平洋セメント(株)【5233】の掲示板 2015/07/16〜2015/08/20

　地球温暖化問題（将来的には海面上昇、食糧問題、熱帯性の伝染病が懸念）、京都議定書の遵守からすれば、セメントを大量に製造するようなオリンピック建設事業は意味がないです。それは、セメント協会のホームページできちんと方針として掲げられているので、太平洋セメントも矜持として守らなければなりません。

　白紙撤回でよかったということです。

セメント産業における環境対策
http://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jg1.html

世界規模で地球温暖化問題が叫ばれる中、その原因となるＣＯ２の削減は、業界全体で取り組むべき重要な課題です。セメント産業から排出されるＣＯ２は、我が国の総排出量の約４％を占めています（２００８年度）。また、セメント産業は、セメント製造に要するエネルギー起源のＣＯ２以外に、原料起源のＣＯ２（主原料である石灰石の熱分解により発生：ＣａＣＯ３→ＣａＯ＋ＣＯ２）の排出が避けられないという特徴をもっています。

セメント産業は、典型的なエネルギー多消費型産業です。つまり生産コストに占めるエネルギー費の割合が高く、省エネルギー対策については、世界各国のセメント産業に先駆けて、最重点課題として取り組んできました。そしてこれまで様々な新技術の開発・導入を行いながら、既存設備においても徹底的なエネルギー利用効率改善対策を実施してきたことで、わが国のセメント産業のエネルギー効率は国際的にもトップクラスです。

これまでのような大幅な省エネの余地は少なくなってきていますが、今後も可能な限りの排出削減対策を推進していきます。