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(株)オハラ【5218】の掲示板 2017/12/21〜2018/01/10

来年には、全体をガラスでくるんだ新しいスマフォが次々にデビューするらしい。デザイントレンドというだけでなく、①コンパクトでも広い画面を実現できる、②ワイヤレス充電に適する、③表面に疵がつきにくいなどの機能的なメリットを求めていくと帰結としてガラスが選択されるらしい。しかしガラスは、強い衝撃で割れたりひびが入ったりするから、どんなガラスでもいいわけでないのが難しいところ。

今年Appleが新発売した iPhone X と iPhone 8 は表側だけでなく背側もガラスで被われているが、使われているのは改良されたゴリラガラスらしい。
appleはこれでいいと判断して採用したのだろうが、発売後の評価で割れやすいという報告が結構あるらしい。
ゴリラガラスはappleも資本投入しているコーニング社の製品で、化学強化ガラスに分類されている。appleにとっては、ゴリラガラス採用は既定の手順だったと思われる。

拙は、プレミアムモデルのiPhone Xにナノセラムが採用されるかもと夢想したが、そうはならなかった。ナノセラムは2015年末ギリギリの発表だから、そこに割り込むのは時間的にも難しかったのだろう、と解釈して納得。

ナノセラムはガラスセラミックスと言われ、化学強化ガラス(ゴリラガラス)に比べてとくに硬度・透明性・加工の自由度などで優れ、耐衝撃特性ではより高級なサファイヤガラスをもしのぐとオハラ自身が言っている。まさるところの多い画期的新ガラス素材なのだ。

拙は、スペックでまさり造形しやすいナノセラムはスマホのガラス筐体に適するから近々採用のニュースがあるだろうと思っている。それはiPhoneかもしれないし、韓国や中国のブランドかもしれないが、どこであっても構わない。筐体のガラス化がスマフォのトレンドなら、最初がどこであろうと大きな需要が待っている。

一層の製品改良、コストの圧縮、供給体制の強化・効率アップに努めれば、最強のナノセラムで世界市場を制覇できる。ーーーと、大いに期待をしている。