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ENEOSホールディングス(株)【5020】の掲示板 2020/12/06〜2020/12/13

>>423

色々、参考になることを掲示して頂き、ありがとうございます。

今、将来、脱化石燃料として自動車の脱ガソリン化としてEV、水素と話題が盛り上がっています。
ガソリン使用量について2035年は2015年比の50%の予測ですが、私はこの数値にいささか疑問があります。結論として言えば、ガソリンを始めとする内燃機関に比べ、EV、水素については経済的な面を中心に転換は進まないと見ています。
EV、水素とも内燃機関に比べ、動力の取り出しに化学反応上の制約が大きく、部品等の経年劣化から部品交換等で「期待する経済効果がない」という面があるのではと思います。
車に乗っていれば、定期的なバッテリー交換は実施しているでしょう?。ましてや充放電の激しいEVでは尚更必要でしょう。
水素も同様で吸着型なら吸着材の劣化、圧縮タンク型なら車検の複雑化。水素発電なら発電効率の低下等があります。
EV、水素とも既存の内燃機関以上の経済性に見合うものが明らかにならない限り案外普及は遅れると見ます。

私は2035年でも思った程、ガソリン使用量は減らないのではないかと思います。
根拠はありませんが30%程度かなと思います。

  • >>426

    >>426

    返信ありがとうございます。
    以下、手元の資料から可能な限りお答えしたいと思います。
    ざっとなので間違ってたらすいません笑

    > 車に乗っていれば、定期的なバッテリー交換は実施しているでしょう?。ましてや充放電の激しいEVでは尚更必要でしょう。
    ⇒これについてはおっしゃる通りで、電池にシークレット部を設けているとされるテスラでも3年で5%程度の低下が見られますし、劣化は無視できないでしょう。
    交換は数十万単位、おまけに今後の電池価格上昇のリスクも有ります。
    交換作業自体の価格もエンジン交換と同等かそれ以上(重量と高電圧の問題で)掛かるため、中古車は特に値崩れが激しく、Bevのコストパフォーマンスは疑問の残る所です。

    > 水素も同様で吸着型なら吸着材の劣化、圧縮タンク型なら車検の複雑化。水素発電なら発電効率の低下等があります。
    ⇒吸着剤の劣化は車両はタンク式が主流ですが、確かにスタンドでは問題になりそうです。ただ、これも岩谷とトヨタが産官連合と再利用研究をしています。
    車検については、水素タンクは満タンにして車検場に持ち込み検査するのですが、そもそもタンクは安全性のためにセンサーの塊状態で検査は数分、値段は15,000円ほどで可能です。


    > EV、水素とも既存の内燃機関以上の経済性に見合うものが明らかにならない限り案外普及は遅れると見ます。
    >
    ⇒電気代とガソリン代の見比べでは、現行だとガソリン価格が100円切らない限りは電気自動車のが有利な場合が多いのですが(夜間電力とか使って)
    例えば、電気需要が10%現在より増え、かつ政府の目標通り火力発電の新設を抑制、原子力を停止、再エネ率をシェア30%程度にすると電気代が1.5~2倍程度膨らみます。(再エネ買い取り額等含む)
    実際、再エネ先進国ドイツの電気代は世界一で、日本の2倍近くですし、コロナ化で上昇するのを抑制するため税金投入してる位です。(ガソリンに税金掛ける予定で)


    実際、今電気自動車率が高い国では補助金(ドイツや欧州、中国など)電気代が特別安い(中国、アメリカ)等の要因ありきでですからね。
    水素についても今のままでは維持費的に水素が高すぎます。
    これについては生産の目途がありますが、車両価格の低下がMUSTですね。