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(株)クリーク・アンド・リバー社【4763】の掲示板 2018/07/07〜2020/01/17

中間決算は利益面で会社予想を下振れて着地。
もとより今期の業績予想はチャレンジングと感じていたので、
今期も通期の達成は難しいだろうと改めて感じた。
というのも、この会社はご存知の通り上期偏重型なためである。
(これは主に医療分野におけるメイン事業の季節性による)

クリエイティブ分野で余程の特需でもあるのなら別だが、
下期で上期並みに利益を出すことはそう急に出来るものではない。
将来への投資をストップすれば、利益を残すことも出来るであろうが、
この会社に限っては考えられないし、すべきでもないであろう。
もちろん、会社としても下期で稼げるようにと少しずつ手を打ってはいるが、
まだまだそれには時間がかかる。
具体的には医療分野の新規事業等がそれにあたるが、今期はまだ投資段階である。
他多くの新規事業やグループ企業についても同様である。

韓国ゲーム事業で赤字が出ているが、
内容はスマホゲームの世界配信の遅れということである。
日本で売れもせず、おおもとの韓国においてすら売れている様子のないゲームを、
世界へ配信したところで勝算があるのかはなはだ疑問である。
今思えば、2期ほど前の韓国での派遣事業撤退は、
業績的に非常にファインプレーであったが、いっそこのゲーム事業も止め、
カントリーリスクも考慮すれば、完全撤退したほうがいいのではと感じる。
収益もたっていない、投資額も少ない今なら尚更のこと。

一方、売上高に関しては順調に来ており、
全てのセグメントで伸びているということから、
事業規模の拡大路線には変わりはない。
ここ数年は株価も伸びず、増配以外の株主還元もないため、
なかなか継続保有する喜びが得られない銘柄ではあるが、
来年創立30周年を迎えるにあたり、気の利いた優待の発表には期待したいところ。