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中外製薬(株)【4519】の掲示板 2023/12/08〜2024/03/08

Orfoglipronの期待値が高い理由が複数あります。中外/リリーはOrfoglipronの予想売り上げを出していませんが、ライバルのDanuglipron(ファイザー)は約1.5兆円の予想売り上げを公表しています。しかし、DanuglipronはPhase2試験に失敗し、Phase1試験に戻っています。リリーは2023年5月ごろからPhase3試験を行い、約1万人の参加者を募集しています。このまま、先に進み、ファイザーのシェアも奪えれば3兆円ぐらいは狙えると思います。現在の主流はペプチドであり、皮下注射剤です。ペプチドは製造コストと時間が非常にかかり、15万/月ほどの薬剤費がかかるのに、製造がまったく追いついていない状況です。また、抗肥満薬は中止すると体重が戻るため、継続する必要がありますが、月15万以上の治療費と注射の痛みよりも、低分子化合物で、圧倒的に製造コストが安い内服約に移行していくと思います。まとめると、Orfoglipronには、①製造コストの安さ、速さ②1日1回内服という低侵襲性③Phase3まで進んでいる他に有力な競合品がない,という強みがあります。