(株)トクヤマ【4043】の掲示板 2017/08/26〜2019/07/01

　前場の東京株式市場では、前日までの上昇を受け日経平均株価は反落し、一旦利益を確定しようという売りが優勢になったことに加え、外国為替市場での円高・ドル安進行が輸出関連株の業績面で重荷になるとの警戒感も株価の上値を抑え、業種別では原油高から、空運業の下げが目立ったようです。
　また、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の早期利下げ観測が強まり、今後も円高が続くとの懸念が強まったことで、輸出株の一角も売り優勢となっていました。

　なお、20日のニューヨーク・タイムズ（電子版）は、米大統領がイランに対する軍事攻撃を一時承認していたと報じたことなどから、日本時間21日のシカゴ市場の時間外取引で米株価指数先物が下落し、日本の株価指数先物にも売りが出て、日経平均株価の下げ幅は一時１６０円を超えました。

　また、国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、一時2016年７月以来の低い水準となったようで、市場からはイランに対するトランプ政権の強行姿勢を嫌気してリスク回避の姿勢が強まり、株式から債券に資金を移す動きが加速しつつあるとの見方があったそうです。

　なお、長期金利の低下を受けて資金運用環境の厳しさが意識され、銀行株の下げ幅が大きくなり相場を下押ししているとのことです。