投稿一覧に戻る (株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2016/12/28〜2017/01/04 1027 mid***** 2017年1月4日 17:37 >>1014 指定職員の主張 本件各報告書には、実際には納入されていない棚卸資産及び工具器具備品が資産として計上されている上、当該資産相当額の資産計上を基礎付ける取引があったともいえない。そうすると、本件各報告書及びこれらを組込情報とする本件各届出書は、架空の資産が不正に計上されたもので、重要な事項につき虚偽の記載がある。 被審人は、上記資産計上につき、実体のある2つの開発取引で支払われた前渡金として計上すべきところを、勘定科目を誤って計上したにすぎないと主張する。しかし、そのような取引がいずれも正常なものとして実在していたことをうかがわせる証拠は一切存在しない上、被審人の主張に係る各取引につき、被審人内部で経営会議、稟議等が行われた形跡もなく、これらの各取引に関与したという被審人の役職員も存在しないことなどからすれば、被審人の主張に係る各取引は、いずれも実在しないものというべきである。 被審人は、株式会社Aからの売掛金の回収が滞ったため、株式会社Bに対し、株式会社Aに対する資金の融通を依頼した。上記各取引は、この依頼を受けて株式会社Bが融通した資金相当額を被審人が補填するため、偽装されたものである。 そう思う3 そう思わない22 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
mid***** 2017年1月4日 17:37
>>1014
指定職員の主張
本件各報告書には、実際には納入されていない棚卸資産及び工具器具備品が資産として計上されている上、当該資産相当額の資産計上を基礎付ける取引があったともいえない。そうすると、本件各報告書及びこれらを組込情報とする本件各届出書は、架空の資産が不正に計上されたもので、重要な事項につき虚偽の記載がある。
被審人は、上記資産計上につき、実体のある2つの開発取引で支払われた前渡金として計上すべきところを、勘定科目を誤って計上したにすぎないと主張する。しかし、そのような取引がいずれも正常なものとして実在していたことをうかがわせる証拠は一切存在しない上、被審人の主張に係る各取引につき、被審人内部で経営会議、稟議等が行われた形跡もなく、これらの各取引に関与したという被審人の役職員も存在しないことなどからすれば、被審人の主張に係る各取引は、いずれも実在しないものというべきである。
被審人は、株式会社Aからの売掛金の回収が滞ったため、株式会社Bに対し、株式会社Aに対する資金の融通を依頼した。上記各取引は、この依頼を受けて株式会社Bが融通した資金相当額を被審人が補填するため、偽装されたものである。