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(株)ブロードバンドタワー【3776】の掲示板 2015/07/31〜2015/08/05










インタビューに答える平野社長。サーフェスと一緒にもっているのは、新ウィンドウズ登場の際に日本マイクロソフトの担当チームが訪問することが恒例となっている神田明神のお守り

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インタビューに答える平野社長。サーフェスと一緒にもっているのは、新ウィンドウズ登場の際に日本マイクロソフトの担当チームが訪問することが恒例となっている神田明神のお守り

 ウィンドウズは「仕事用のパソコン」として会社から支給され「仕方なく使う」印象がどうしても強い。自宅用のパソコンを購入する際も「ワードやエクセルが使えるから」という“消極的”な理由で、ウィンドウズは選ばれるケースが多い。だが、ウィンドウズ10では「仕方なく使うOS」から「喜んで使うOS」に生まれ変わると平野社長は語るのだ。


 数多くのユーザーが「喜んで使うOS」として普及しているものといえば、やはりアップルのiOSやグーグルのアンドロイドになるだろう。パソコンを所有していなくても、スマホでネットやアプリを楽しむ人は圧倒的に多い。


 ただし、マイクロソフトとしては、もはやスマホ市場だけでグーグルやアップルと戦おうと思っているわけではない。スマホメーカーの中にはウィンドウズ10からウィンドウズフォンに参入しようという動きも出始めているものの、2強体制に割って入るにはあまりに遅すぎる。マイクロソフトが狙うのは、その先の世界にいち早くつばをつけることだ。


 「今まではマイクロソフト=ウィンドウズ=パソコンのようなところがあった。デジタル体験をするにはパソコンが不可欠だった。今はそんな時代ではなく、スマホとタブレットが中心にある。だがスマホは重要だが、(今後は)それだけではない世界になっていく。この先にはウエアラブルやクルマ、スクリーンのないIoT機器まで、幅広いデバイスが存在する。それらすべてに対応できるのがウィンドウズ10というプラットフォームだ」(平野社長)


 こうした、より生活に密着した世界で使われていくためにも、ウィンドウズを「喜んで使うOS」に生まれ変わらせる必要がある。時代の主役が、スマホから幅広いデバイスに移るタイミングで再びウィンドウズが主役として浮上することを狙っているのだ。