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GMOペイメントゲートウェイ(株)【3769】の掲示板 〜2015/04/15

日本経済新聞
 クレディセゾンはGMOインターネット子会社のGMOペイメントゲートウェイなどが組成する東南アジアの決済関連事業者向けファンドに参加する。国内信販会社が同ファンドに参加するのは初めて。ファンドを通じた現地企業への出資で、電子商取引(EC)事業の急拡大が見込まれる東南アジアでの提携先確保につなげる。

 GMOグループが組成した「グローバル・ペイメント・ファンド」は近く第1号案件としてシンガポールの携帯電話などを使った決済を手掛ける企業に1億円を出資する予定で、4~5年で15社程度に出資先を広げる。

 東南アジアはクレジットカードを持たない消費者も多く、コンビニエンスストアでの決済や携帯電話を使ったキャリア決済などが使われている。ただ、同地域のEC市場は急拡大しており、現時点で1兆円程度とされる市場規模が、2020年には約10兆円まで拡大するとの試算もある。ECの拡大に合わせて決済システムの普及も進むとみて、クレディセゾンと共同で有望な出資先を開拓する。

 クレディセゾンなどは決済関連ビジネスのノウハウを東南アジアに展開する足がかりとして、出資先企業との事業連携などを進める方針。特に第1号案件となるシンガポールのコーダ・ペイメンツはインドネシアで携帯電話などを使った決済サービスを手がけており、ファンドからの資金を使って周辺国でのサービス展開も進めることから今後の成長が見込めると判断したという。