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(株)エムアップホールディングス【3661】の掲示板 2017/02/13

>>2154

高額な逆日歩が発生する理由

逆日歩が発生するメカニズムについては「逆日歩」の項目で説明しているとおり、
証券金融会社が空売り用の株式を調達することができないことが理由です。

証券金融会社は、投資家が行う、信用売り(空売り)用の株式を不足する場合は、
機関投資家などから調達することになりますが、この時の調達は入札方式で行われます。
しかし、株不足が深刻化すると、少ない品貸料で応募してくれる機関投資家が減り、
場合によっては品貸料が極めて高額となってしまうことがあります。
いわゆる10倍適用などがこれにあたります。

通常では、中々発生することはありませんが、極めて多くの売り(信用売り)がでたり、
株主優待のタダ取りなどをきっかけとして、大幅な売り長となり、
高額な逆日歩が発生することがあります。


高額な逆日歩が発生した事例と理由

以下では、高額な逆日歩が実際に発生した事例となぜそんな高額な逆日歩が発生したのかの分析を
行います。高額逆日歩のケースでは「つなぎ売り(クロス取引)を活用した株主優待のタダ取り」が
多く見られます。この手法自体を私は否定しませんが、逆日歩には注意しましょう。

以下は、逆日歩が投資額の数十%以上になるような極めて高額な事例を掲載しています。
以下には掲載していませんが、10倍適用によりかなりの金額の逆日歩が発生するケースは
時々起こります。信用取引のリスク(特に、空売りの)としてしっかりと肝に銘じておきましょう。