(株)イーブックイニシアティブジャパン【3658】の掲示板 〜2015/04/15

まあ皆さん投資経験豊富な方ばかりなのでとうにご存知とは思いますが、
今回の下落については、空売り期間の存在も無視できないと思います。

http://karauri.net/3658/

ACG Management というのは、昨年は株価が低い時に売り、高くなると買い戻す（踏まれる）という、よくわからない機関でしたが、今回はかなり下値で上手に買い戻しているようです。
想像ですが、昨年10月の高騰時に信用買いをした人々が、貸付期限の6ヶ月が経って売らざるを得ないところで空売り機関にいいようにカモにされているのではないでしょうか。
昨日の大引け前も、1170円に8000株ほど置いてありました。
高く売りたくても切羽詰っていると、少し金額が低くてもまあいいや、と売ってしまい、その連鎖反応でずるずる下げる局面が多いと思います。
出来高も数万株程度では簡単に操れるレベルですしね。

逆に14日のように急騰すると、「そら、昨日が底だった、買えー」とばかりにストップ高寸前まで上がるわけです。別に14日だけ企業の業績がよくなったわけではないのにね（笑）
（ちなみに昨年4月から5月にかけて高騰したのだって、別にIRが出たわけでなし、企業の業績とは多分何の関係もありません。）

そもそも今回の下落のきっかけは決算発表が芳しくなかったことですが、ここの場合決算発表後の下落はいつものことで、業績が良くても「アナリストの期待に届かなかった」などといって暴落するのが毎度のお約束です。
今回も利益率が下がっていることが槍玉に挙げられましたが、それは事業拡大に投資しているためで、売上自体は右肩上がりを維持しているので、暴落しなければならないほどひどい内容とは思えませんし、成長性がないどころか企業側は成長する気満々のようにしか見えません（笑）

東証一部上場も十分立派です。これこそ経営陣の優秀さを如実に表しています。
楽天なんて新聞の一面を使ってまで誇らしげにしていましたよ。
（と、いうか楽天がebookより後だった、ということが驚きでした。）
マザーズじゃなく、東証一部企業となったことで会社自体の信頼度が上がり、諸々の交渉ごとがすんなり通るようになったそうですから、十分役立っていますね。

先日の買収話も、海外展開とプロモーションにノウハウのある企業を取り込んだことで、今すぐ効くカンフル剤的IRではないけれど、来年あたりには実を結びそうな話として期待できると思います。

トキオ・ゲッツ
http://www.tokyogets.com/

ＴＧライツスタジオ
http://www.rightsstudio.com/


おまけ：二番底とかダブル底は本当に買えるの？
http://www.media-ir.com/press/kabuqa/qa6_9.shtml
（10月末からのチャートを見ると、「そら二番底だ、買えー」な値動きが二回ほどありますから、良い子は真似しないほうがいいかもしれません）

ちなみに私自身は「ガチホールド上等」の立場ですが、それでも「成長性が無い～」とか、「経営者は無能～」とかぐちぐち文句ばっかり言ってる人は「なんでとっとと売っぱらわないのかな？」と非常に疑問です（苦笑）