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テックファームホールディングス(株)【3625】の掲示板 2015/06/21〜2015/07/14

  • >>280

    私も明日の後場に向けては様子見気分が強まると思います。
    ギリシャ問題に関しては、既に株価に織込み済みで、何れの結果にせよ株価に対する影響は限定的だと思います。

    少し今回の流れを整理しますが、今回は月曜日に600円近くの下げが有り当日の空売り率は35.5%です。
    翌日から3連騰でさぞかし空売り率が改善したかと思いきや、本日の空売り率は34.4%で暴落翌日の30日は29日よりも0.1ポイント上昇しております。
    5日平均空売り率も26日の32.2%を底に再び上昇しています。
    普通この流れは株価暴落のパターンですが、不思議と日経平均は上昇しています。

    これだけでは全く読めません。

    次に空売り価格規制有りと価格規制無しの数値を見ます。
    実は価格規制無しのピークは29日ですが、価格規制有りのピークは6/19で、その後収束していましたが本日再び29.2%と過熱しています。
    ちなみに暴落した29日は25.0%です。
    逆に価格規制無しのピークは日経平均暴落の29日の10.5%です。

    何となく正体が見えて来たと思います。

    今回6/29の寄付きの日経平均は20305.97円です、しかし同9:00に20190.08円まで下げています。
    その後10:25に20361.60円まで上昇して、14:20の20093.16円が底になっています。
    これは他でも書きましたがヘッジファンドの空売りです。
    大型株指数や日経平均が10:25以降に大きく下落しているのに比べて中小型株はそれ程下落していないと思います。

    この流れからギリシャのデフォルトに関しての問題は一先ず株価織込まれたとします。
    ではなぜ現在空売り率が上昇しているのかの説明がされていません。
    今回の空売り率の上昇は昨日のADP雇用統計のサプライズで、利上げ観測とそれに伴う一時的な米ダウの下落に対するリスクヘッジの為だと思います。
    これは今夜の米失業率にも関連します。

    そういう事で、結論としては、週末にかけて様子見気分は多大に有ると思います。
    しかし、先ずはアメリカの経済指標を見た上で、更にダウの値動きを追わないと判断が難しいと思います。