旭化成(株)【3407】の掲示板 2020/04/09〜2020/04/22

Kevraza「ケブラザ」の作用機序を簡単に読んだので、以下にご紹介。

ウイルスが人体に侵入すると、それを排出するためにサイトカインという物質が出ますが、コロナウイルスの重症患者ではサイトカインの分泌が過剰になり、サイトカインストームといわれる状態になります。

サイトカインの中でも、Tリンパ球から産生され、Bリンパ球に抗体を作るよう指令する分子であるインターロイキン６（IL-6)が過剰になることと、コロナウイルスによる症状の激化がリンクしているのではないかとみられています。

Kevrazaはインターロイキン6の働きを抑える薬ですので、コロナウイルスによる炎症の劇症化を食い止める効果が期待できると思われます。

もともと高齢者に対する適用例の多い薬なので、効果に期待です。もし効くなら旭化成の組織力で大量生産してくれることでしょう。世界のために頑張れ！