ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

双日(株)【2768】の掲示板 2022/12/15〜2023/02/09

双日株式会社 CEOからのメッセージ
「中計2023」初年度の定量計画は、当初の想定を上回る順調な滑り出しに 「中期経営計画2023」(以下、中計2023)では、「株主価値の創出」及び「成長と財務規律」の2つの観点から定量計画を設定しています。その初年度にあたる2022年3月期は、石炭等の資源価格や鋼材価格といった素材市況の上昇及び自動車販売台数の増加など、前期のコロナ禍の影響による需要減少からの反動増が、半導体不足やロシア・ウクライナ情勢の影響を吸収し、収益が大きく伸長しました。その結果、当期純利益(親会社の所有者に帰属)は、前期比で約3倍となる823億円となり、2004年の双日発足以来、過去最高益を達成することができました。 これに伴い、「株主価値の創出」の観点で掲げたROE、当期純利益(親会社の所有者に帰属)、基礎的営業キャッシュ・フローの定量計画(3ヶ年平均)については、いずれも目標を上回る水準となりました。また、1株当たり年間配当金額は、前期比56円増配の106円に引き上げ、配当性向30.1%と、目標水準である30%程度を確保しています。 次に「成長と財務規律」の観点では、3ヶ年累計で3,300億円(うち、300億円は非財務関連)の投資計画に対して、すでに1,500億円の投資を実施するなど新規投資への取り組みは極めて順調です。今後も、引き続き新規投資を積極化する姿勢に変わりはありません。しかし、CFOとしてその裏づけとなる財務基盤の安定性の維持にも、細心の注意を払っています。とりわけ、一定期間における基礎的キャッシュ・フローの黒字を堅持することは「基本中の基本」であると位置づけており、2022年3月期についても、黒字を確保しています。また、ネットDERについては、投資を前倒しで実行することに伴い1.2倍まで上昇することを見込んでいましたが、好調な業績にも支えられ、1.1倍に抑えられました。さらに、ROAが最終年度目標と同水準の3.3%となるなど、定量計画については、当初の想定を上回る順調な滑り出しになったと評価しています。