ここから本文です

既出ですけど、ワクワクしますね。
↓↓↓

◆技術のおもて側、生活のうら側

◆「未来」を現実にした空中ディスプレイ

映画のスクリーンやブラウン管、ディスプレイの中。スイッチひと
つで何もない空間に映像が現れ、それに触れることでセキュリティ
の解除や機械の操作ができてしまう。そんな物語や動画を観た記憶
のある方もいるだろう。

要するに、空中への映像投影は、比較的最近まで未来技術の扱いで
あり、想像上の産物であった。

だからこそ、CEATEC JAPAN(映像・情報・通信の国際展示会、電子
情報技術産業協会等主催)において株式会社アスカネットが試作品
のデモ展示を行った時は、ちょっとした騒ぎになった。それが大手
映像機器メーカーではない企業からの出展だったことも、驚きを持
って迎えられた。

仕組み自体は、それほど複雑なものではない。とある映像を、AIプ
レートと称する2層構造の鏡を通してみると、プレートを挟んで対
象の位置にある空中に像が結ばれるというものだ。

我々人間は、光を捉えることでものを見ることができる。一方、光
には、常に円錐状に広がっていく性質がある。このプレートには、
広がった光を内部で2度反射させ、再び1点に集約させる効果があ
るため、その集約点である空中に像が結ばれるわけだ。

アスカネットとしての商材はこのプレートであるが、昨年のCEATEC
では、サンプル提供したユーザー企業と共同で、空中映像を使い各
種操作ができるソリューションを展示して見せた。空中映像では、
スマホやタブレットのタッチパネルのように指先の静電気を捉える
わけにはいかないので、ジェスチャーを読み取るセンサーを使い、
操作を実現している。

同社の東京ショールームには、銀行のATMを想定したデモ機が設置
されている。(つづく)

発行:経済産業省産業技術環境局産業技術政策課 担当/執筆:島津、木村、田部井
〒100-8901東京都千代田区霞が関1-3-1
電話:03-3501-1511(代表)