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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2024/02/20〜2024/03/11

Vライバー事務所「Razzプロダクション」を運営するBETを子会社化してから初となる連結決算ですが、連結予想と個別予想からBETの実力を探りたいと思います。

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4.連結業績予想の概要
修正後の個別業績予想と比較しますと、BET 社の連結子会化に伴い3か月分の業績を取り込むため売上高が増加し、営業利益及び経常利益は、BET 社の営業利益及び経常利益の見込み額がのれん償却額を上回る想定でありますものの、株式取得に伴うアドバイザリー費用等を費用計上するため減少しております。

※通期業績予想(単位:百万円)
       個別   連結
・売上   7010 7090(+80)
・営業利益  480  444(-36)
・経常利益  505  469(-36)
・純利益   350  310(-40)
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売上予想の連結と個別の差額が8千万円で、これが3ヶ月分なら通年では4倍の3億円以上の売上が見込めることになります。(高成長を無視した単純計算)

M&AのサイトでVライバー事務所の買収希望額を見ると、売上額とほぼ同額を希望するケースが見られましたから、株式取得額4億円に対して3億円以上の売上なら妥当な価格でしょうか。(ダウンロード数激増中のIRIAM最大手事務所なので若干のプレミア?)

連結決算が3600万円ほどマイナスになっているのはBETの赤字ではなく、アドバイザリー報酬、手数料が理由です。

>アドバイザリーに対する報酬・手数料等 37,854千円

今期だけの費用なので、来期からは個別以上の連結が出そうですね。

のれん償却費(3億円を8年の均等償却、単年3650万円?)を差し引いてもプラスの見込みのようで、この連結決算にも反映されているみたいです。

今期分の3650万円を3ヶ月のBETの利益で上回っているのか、今期分ののれん償却費も1/4なのかは分かりません。この辺は詳しい人にお聞きしたいです。

なんて色々と考えていてもVライバー市場の成長は凄まじいですから、数年後に細かい節税の話なんてどうでも良くなるほどの利益をたたき出しているかもしれませんね。