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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2022/04/25〜2022/05/05

普段株価の話はしないのですが、今日はPERを基準にしたアスカネットの妥当な株価がいくらになるか、計算してみたいと思います。

各事業それぞれを別会社と考え、それぞれの時価総額を合計して計算してみます。

■空中ディスプレイ事業
将来的に何十億も稼ぎ出す期待はありますが、現状では売上も赤字も数億円の事業です。
赤字なのでPERは算出不能ですが、期待の大きさから時価総額60億円とします。
とりあえず黒字化して3億円ほど利益が出ればPER20倍の水準ですからね。
多くの特許を保有し、量産を行う自社工場もありますから、資産価値もそれなりにあるでしょうし。

■フューネラル事業
事業単体なら利益4億円くらいでしょうか。(空中ディスプレイの赤字のない既存事業の利益の半分)
この事業はコロナの影響は小さく、今後10年は死者数が増加すると予想されています。
葬儀のIT化も進めていて、tsunagooは葬儀場の1/4に浸透するなど大きく伸びています。
tsunagooだけでも将来利益10億くらいは稼ぐ期待はありますから(アスカネットも収益の核になる可能性があるとしています)、将来性を考慮しPER30倍、としたいところですが、手堅くPER25倍の時価総額100億円とします。

■フォトブック事業
コロナの逆風から回復鮮明ですが、少し厳しく見て利益3億円というところでしょうか。
元々成長著しく大きな期待のあった事業で、コロナの逆風下でコストダウンを進めるなど筋肉質にもなりました。
PERは20倍として時価総額60億円とします。

■結論
空中ディスプレイ事業  60億円
フューネラル事業   100億円
フォトブック事業    60億円
          計220億円

発行済株式数で割った株価は、1260円となります。今日の株価より高いですね。

コロナ前の株価は1500円前後で推移していましたから、まあまあ妥当なところではないでしょうか。

それでも700円を割ることがあるのが、株価が理屈じゃないところですかねw

あくまでも私見ですので、投資判断はご自身でお願いします。