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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2021/08/19〜2021/09/27

冷静に考えてみたのですが、独自の光学素子を使用した平行表示の特許出願が公開されただけで、報道にあった平行表示の改良型の方式については何の説明もされていません。

過去に凸版印刷がASKA3Dプレートを使用していたのは間違いなさそうなので、今現在どの方式なのか正式な発表前に判断を下すのは早計かもしれませんね。(だからといって「あれは実はアスカネットだ!」と言っているわけではありませんよw)

特許出願しただけで製品化が可能なら、アスカネットのラインナップには多種多様バリエーションの空中結像プレートが並んでいるはずですし。

見たところ、あの光学素子は通常45度に表示される空中映像をプレートと水平に空中結像させる特性で、あの光学素子そのものに奥行きを1/2にする特性はありません。(薄型化は特定方向に光を向かわせる工夫)

特許出願を見るまでは平行表示はプレートに前後左右の各方向から光を入れると考えていたので(前後でシンメトリーではない)パリティミラーでは不可能と考えていましたが、この方法(特定の方向=45度を中心に光を集中)なら、ASKA3Dプレートと同じことをパリティミラーでも出来ると思います。

ASKA3Dプレートを使用していたときもそうだと思いますが、通常の空中表示と同じように45度の空中映像として表示されるはずの光を、プリズム等で上方向に向かわせていたのではないでしょうか。(結像する位置をシフト)

そういう理由でカーバイドの方式でも平行表示は可能かもしれませんが(ビームスプリッターにプリズムシートを貼り付ける?)、奥行きの削減は別の工夫が必要になると思います。