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共同ピーアール(株)【2436】の掲示板 〜2015/04/08

委任状の争奪戦が繰り広げられてる今年の株主総会。開示資料や報道記事を読む限りでは「経営に明るくない現経営陣VS広報に明るくない広告代理店によるドングリの背比べ」といったところか。

現経営陣の舵取りによる直近3期の業績やWEB関連プロジェクトに関する杜撰な見積りと工程管理、その上、同一案件で三度も特損を繰り返すのを見せられれば、株主が物申すのも分かる。
それにも関わらず、何ら責任を取らず「業績悪化の機会を利用した経営支配を企図するもの」と断じているのは驚きだ。
「業績悪化が著しく、この3年間何も有効な手を打っていない為、もっと経営が分かる人達に任せたい」という事だろうと思うが。
*そう思わないから前期の業績で新たに取締役5名を追加するし、前々期の業績で平取から常務への昇格が有ったのだろう。

そういえば、世間一般の常識と組織内のそれとが乖離してるとヤバい、という事を以前危機管理の講習で説明されたのを思い出した。

その点では、広告代理店が推す候補者は広報の経験・ノウハウが無い点を理由の一つに株主提案に反対するのは分かる。
広報は会社や商品をポジティブに報道して貰う事だけが目的ではない。ネガティヴな報道にならないように、または報道されても最小限に止まるようにするのも含まれる。当然対外的に発する情報や言葉には細心の注意が必要だが、週刊新潮を読んだ限りでは、、、見事だ。

経緯は不明だが、仮にあの時期にあの内容(案件)で(さほど付き合いが有ると思えない)週刊誌から取材依頼が入ったのなら、例えオフレコでも慎重な対応は欠かせないところだろう。
広告代理店側はどう評価してるか知らないが「うちのこと、悪くいうところ無いやろ?」や「京のお公家さんが野武士集団を上から目線で―」などのコメントがあの時期の取材記事に出ているところから、広報の経験やノウハウは共同の指摘通りと読み取れる。

さて、勝つのはどっちだ?