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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2015/12/26〜2016/01/06

>>618

2月から適用される国際会計基準(IFRS)によりGNIが受ける恩恵は大きいですが、2月の黒字化を煽るのはいかがなものでしょうか。失礼ですが既出の各種数字から2月の決算は赤字とみるのが妥当であり「2月の本決算で赤字になると苦しい」また「2月が無理だとしても、むしろ5月決算のほうがチャンス」等という考えをもっている人はおそらくほとんどいないと思います。

とはいえ適用に際しては「のれん」の非償却の他、従来研究費として計上する費用も資産となるため、当然利益が押し上げられる形となり今後の早期黒字化へ期待が持てることは間違いないでしょう。

ではどこまでの費用を資産計上できるのか。その要件(IAS38号57項)に関しては下記に記載されています。
http://www.shinnihon.or.jp/services/ifrs/issue/ifrs-industries/pharmaceutical.html

上市後のアイスーリュイに関する費用は要件を満たしているため、下記はすべて資産計上可能になると考えられます。

・製造販売後調査(IPF4相)
・放射線性肺炎(RP)
・糖尿病腎症(DN)
・結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)

また他社から取得したものも同様の扱いになるため、タミバロテン関しても資産計上の対象となるのではないでしょうか。タミバロテンはアルツハイマー病の治療薬としても注目されているため、今後の適応拡大に関しても期待が高まります。

資産計上するかどうかの判断は経営者に委ねられるとのことですので、最終的にはルオ氏の意向次第ということになりそうですが、このタイミングでIFRSを採用したわけですから、きっと早期に黒字化を目指すための手段として活用されることと思っています。

また資産計上の条件は製品販売が必須ではないようですが、アイスーリュイ誘導体であるF351に関しても、進捗次第ではスコープに入れることができるのではと思っています。この辺りは私も専門ではないので、詳しい方がいらっしゃればご教授いただきたいです。

  • >>621

    自レスですが、仮にホルダーが落胆することがあるとすれば、ストップオプション条件としてGNIがコミットしている「平成 28 年 12 月期の売上総利益 64 百万人民元以上」が達成されなかった場合だと考えています。

    SO条件での権利行使価額は221円です。株を取得するためにはこの価格に発行価額(0.453円)を上乗せした金額を支払う必要があります。ですので、仮に条件を達成したとしても、市場で221円を上回らなければ役員に利益はでません。そう考えると今の株価がどれだけ割安なのかが理解できるかと思います。

    当然ですが、GNI自身は一般株主や専門機関が知り得ない情報を誰よりも持っています。そのGNIが221円を【権利行使価額】と定めたわけですから、221円を株価のボトムであると通知してるも同然です。つまり今は、将来、役員が取得する金額よりも安く市場で購入できる状態にあります。今後はひかえてる材料も大きいことから、2016年も力強く戻していく展開になることを期待します。