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(株)熊谷組【1861】の掲示板 2017/06/16〜2018/11/12

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武士の魂 強く買いたい 2018年11月10日 16:39

【素晴らしい好決算!~更なる上方修正、増配が見えた~】
お待たせした!決算を読み解いた解説を以下させて頂く。
結論から言う、今回の決算で年度末にかけて更なる強烈な上方修正と、110円~120円への増配が見えた!
個人的には確信していると言って良いほどである!正直、今回の決算は良い意味で裏切られ衝撃を受けた!
小生は長らく建設株を学び得意として来たし、熊谷組を追いかけて来た。そして一度も損失を出した事はない。
以前に中期経営計画を出す以前から大幅上昇を予想し、信じた者は良い思いをした記憶もあるであろう。
なぜそれを言うかと言えば、今回はまさかこのタイミングで上方修正をするとは思わなかったからである!
小生は今回の決算は無難にクリアする通過点と思っており、今年度の熊谷組の工事量、売上は3Q以降に強烈に上がると見えていた。ちょっと詳しく教授すると、熊谷組は進行基準を採用し報告書を作っている。
簡単に言えば、その時点での進捗分を売上、利益換算して計上するわけだ。
つまり、工事が途中の2Q現段階では、あまり売上・利益が計上できず、必ず年度末にかけて決定する追加設計変更も見込んで発表できない。
にも関わらずこの段階で上方修正すると言うことは只でさえ増収増益予想の今期は、ワクワクが止まらない!
長くなったが以下ポイントを記載する。決算というのはその裏に隠れている意図を読み解くことが大切である!
①上方修正ーコンセンサス予想を超えるー
通期経常利益240億円→250億円(前期は226億円)に4.2%上方修正し、増益率が5.8%増→10.2%増
しかもコンセンサス予想244億円をも2.5%上回る修正であり、常に根拠なく無駄に期待値の高いコンセンサス予想を現段階で上回ったことは強烈なサプライズである!
②現段階での上方修正は中期経営を超え、最終過去最高益の可能性!
先だって発表した5ヵ年中期経営計画で熊谷組は市場に高く評価され株価4000円をつけた訳だが、計画では今年度売上4000億円、経常利益240億円を掲げていた。
ところが既にこの2Q段階で経常利益250億円に上方修正したと言うことは末恐ろしい更なる増益が期待できる!
もともと通期計画は堅く発表しており、年度末にかけてあがる追加設計変更分が見込まれていない。
更には現在も進めている新たな受注活動も反映されていない。
と言うことは、年度末にかけて強烈な好サプライズが起こるであろう!
③増益の可能性大!
中期経営計画で配当性向30%を掲げている以上、超高確率で110円~120円への増配をするであろう!
いや、これだけの好状況でしないわけがないし、しなければならない!
もともとの通期予想でも配当性向は28%程度で届いておらず、更なる増益を発表した今、増配しない理由が見当たらない。投資家を大切にする姿勢を熊谷組は持っているので、必ずや期待に応えてくれるであろう!
④次期繰越高40.2%増(対前年度)
非常に高い水準で手持ち工事があり、繰越高が前年同期比より40.2%も多い1514億円増加である!
これだけの工事量があると言うことはもう説明不要であろう!
⑤受注環境堅調
決算短信にも記載されいるが、収益が堅調に改善されており、高水準の受注環境にある!
オリンピックを抜きにしても、防災や減災対策、老朽化インフラ整備などなど今後も非常に高い水準での環境が続くとのこと。これは決して嘘ではなく、詳しいものであれば水面下でどのように動いているか分かるはずである。
⑥自己資本比率の増加
資産が着実に増えており、前年同期比1.9%増の39.8%に自己資本比率が増えている。
資産が増えることで、株主還元もしっかり行ってくれるであろう。
⑦海外投資家が注目
住友林業と業務提携を行ったことも高い注目を受け、今や海外投資家からも注目されており30%以上も海外が保有している。
⑧その他
明暗が分かれる方向に進んでいる建設業界であるが、先を見据え住友林業との業務提携を行い、バイオマスにも着目。
国内外でもバイオマス方向に進んでおり、水面下でおもしろい展開が進んでいる。
住友林業に3705円という株価で分けた以上、そこまで上げて来なければならないことは熊谷組も強く意識している。
小生は熊谷組は建設業界では勝ち組の方向に進んでいると読んでいる!
以上のような事から、非常に高い確率での更なる上方修正と、増配を小生は確信した。
再び高く上昇をしていくであろう!ちょっとの上昇で売るのはナンセンスである!
非常に楽しみである!ますます熊谷組のファンになった!期待したし!